[かけたまま移動できるスタンド] サーキット走行やサンデーレースを楽しんだ後のマシンの保管にも最適〈ガレージREVO〉

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バイクスタンド|ガレージREVO

サーキット走行には日頃の公道では味わえない高揚感と興奮が味わえる魅力があります。ライディングスキルの向上やラップタイム短縮が楽しいスポーツ走行でも、腕試し感覚でエントリーするサンデーレースでも、心からモータースポーツを楽しめるのが大きな特長で、夢中になって惹きつけられるライダーも少なくありません。向山鉄工株式会社が開発したメンテナンススタンド「ガレージREVO」は、そうしたサーキットライダーにも愛用されています。

●BRAND POST提供:Grage Revo(ガレージレボ)

サイドスタンドを取り外してハンドル切れ角を制限するサーキット仕様車両への最適解

ツーリングやワインディングを走るのはバイクの代表的な楽しみ方ですが、スポーツライディングの選択肢のひとつにサーキット走行があります。

はじめからレース参戦を目標とするライダーもいますが、サーキットごとに開催されている壮行会やスポーツ走行をきっかけに、その楽しさと奥深さに魅了されてサーキットに頻繁に通うようになるライダーも少なくありません。

自分としてはイケてるつもりでも、1周のラップタイムが厳然と明らかになるのがサーキット走行の特徴で、ラップタイムを短縮するにはブレーキング/コーナリング/加速などライディングのすべてに配慮して無駄をなくさなければなりません。

バイク自体の仕様についても同様で、お試し期間中は灯火類にテープを貼る程度の安全対策であっても、走行経験が増えるたびに、ライディングポジション変更のためステップやハンドルを交換したり、バンク角アップを目的にスタンドを取り外したり、マフラーを交換するなど、サーキット走行に比重を置いたモディファイが進行することも珍しくありません。

コーナリングで車体をバンクさせた時に、一番初めに路面に接触するスタンドを取り外すことは、スポーツ走行にとってとても有効です。

それと同時に、ステアリングステムやアンダーブラケットのハンドルストッパーを細工して、ハンドル切れ角を制限するのもサーキット仕様に変更する際の定石のひとつです。

これらのモディファイを行うことで、サーキット走行時の安全性と安心感は大きくアップしますが、逆に走行時以外には不便なこともあります。

スタンドを撤去したバイクは自立できないので、別付けのスタンドが必要です。純正の可倒式ステップをレーシングタイプの固定式に変更してあれば、ステップペグに差し込んで支え棒となる簡易的なスタンドが便利で、そのスタンドで車体を維持させた後にレーシングスタンドをかけるのが一般的な手順となります。

またハンドルストッパーを追加して切れ角を少なくすると、バイクを狙った位置に止める際にハンドルを何度も切り返さなくてはならないデメリットが生じます。サーキットのパドックやピットでの作業ならさておき、帰宅後に自宅ガレージでバイクの方向転換を行う際に時間と手間がかかる原因となります。

たとえスポーツ走行であっても、街乗りとサーキットではバイクの動き方が大きく異なるため、夢中になるほど各部の仕様が本格化し、その一方で日常的な使い勝手の良さがスポイルされることがあるのは、ある意味では仕方のないことではあります。

昨今のスポーツバイクは、メインスタンド(センタースタンド)なし、サイドスタンドのみの装備が一般的だが、サーキット走行では左コーナーでスタンド本体やピボット部分が接地するため、取り外してステップスタンドを使用するのが一般的だ。

転倒時に、ハンドルが大きく切れた状態でフロントタイヤがグリップすると危険な場合がある。そもそもサーキットでUターンするほどの切れ角は不要なので、ハンドルストッパーと加工して切れ角を制限することが多い。

アクスルシャフトが中空、もしくはスイングアームにスプールが付いていれば、ガレージREVOが使える

サーキット用マシンのスタンドといえばメンテナンススタンドやレーシングスタンドと呼ばれる製品が一般的ですが、ガレージREVOもそれらに匹敵する利便性と、既存のスタンドを大きく上回る特徴を備えています。

スタンドをかけたらその場から動けない、逆に言えばかけた場所から動かさないこれまでのスタンドとは発想がまったく異なり、ガレージREVOは「スタンドをかけた状態で前後左右に自由に押し歩きできること」を主題として開発を行い、「スタンドとフレームが別体構造であること」と「自在キャスターを備えている」ことが2大特徴となります。

バイクのスイングアームを支えるスタンドと地面に接するフレームをピボットボルトでつないだ別体構造とすることで、外付けスタンド使用時にもっとも不安で安定性もなくなる垂直状態時の車体がビタッと安定して、滑らかに動くキャスターの効果によってビッグバイクでも軽い力でリフトアップできます。

前後左右に押して移動するには、スタンドをかけた状態での安定性が重要で、そのためガレージREVOを使用するには「バイクのリヤアクスルシャフトが中空」、または「スイングアームにスプールが取り付けられる」ことが必須条件となります。

レーシングスタンドやメンテナンススタンドの中には、スイングアームを下から持ち上げるタイプの製品も多く、それらもバイクをその場に留め置くだけであれば問題ありません。

しかし、ガレージREVOは万が一でも移動中のバイクがスタンドから外れることがないように、貫通シャフトやC型フックの使用を前提としています。

今回試用したハーレーダビッドソンX500は中空アクスルシャフト+純正スプール装着車種なので、ガレージREVO STDショートタイプが使えます。またガレージREVOには、最初から中空アクスルシャフト用アタッチメントとスプール用アタッチメントの2種類がセットされているので、どちらも使用可能です。

サーキットで使用するなら着脱が容易なC型フック仕様として、帰宅後のガレージ保管時にはアクスルシャフトに貫通シャフトを通しておくことで、保管時の安定感を一層アップすることができます。

いずれのアタッチメントを使用する場合でも、軽い力でスタンドをかけるにはリヤタイヤが地面から浮き上がる量を最小限にするのが有効です。ガレージREVOはスタンドに2カ所と足に4カ所のボルト穴があり、それらの組み合わせによって8段階の高さ調整が可能です。

そこで事前にC型フックとスプールの位置やアクスルシャフトの中空穴と貫通シャフトの高さを調整しておけば、最少のスタンド操作力でリヤタイヤを浮かせることが可能です。

今回のX500は、ハーレーとしては珍しい中間排気量モデルとして注目されており、車両重量は208kgと軽量モデルです。

そのため、スタンド高さを適正に調整しておけば、スタンドのハンドルを地面に向かって下げるだけで、強い力で押しつけることなくリフトアップできます。

外付けスタンド使用時にもっとも懸念される瞬間である、簡易スタンドで左に傾いた車体を垂直に起こす過程でも、スタンドの左右にあるフレームの自在キャスターがしっかり着地して安定するため、バイクが右側に倒れる不安感が皆無。スタンドの取り扱いに慣れていないライダーも安心して利用できます。

ハーレーダビッドソンX500のリヤアクスルシャフトは貫通穴が開いた中空タイプで、ガレージREVO STDショートタイプの貫通シャフトが使用可能。それに加えて、新車販売時からスイングアーム下部にスプールが取り付けられているので、ガレージREVOに付属するC型フックも使用できる。

ガレージREVO STDショートタイプの税込価格は4万6200円。画像のC型フックと貫通シャフトの両方に対応できることを考えたらリーズナブルだ。C型フックの足に4か所、フレーム本体に2か所のボルト穴があり、合計8段階の高さ調整が可能。一時的に車体を直立させて、スタンドの穴がアクスルシャフトの穴よりわずかに上になるように高さを調整する。

左右スプールの幅とC型フックの幅を合わせて、ガレージREVOをスプールに引っかける。この段階ではステップの簡易スタンドは取り付けたままだ。

簡易スタンドで車体が左側に傾いた状態で左右スプールにC型フックをかけると、右側フレームの自在キャスターは前側しか接地していない。だが一般的な一体タイプのスタンドだと、この時点では右側は完全に浮いているため、前側キャスターだけでも接地していることで安心感は高い。

シートカウルを支えて車体を垂直に起こし、フレーム右側の自在キャスターが前後とも接地したことを確認してから、スタンドのハンドルを下に(地面に向かって)押し下げる。するとスタンドがリヤタイヤの下に滑り込むように滑らかに動いて軽く持ち上がる。事前に調整した足の高さが高いと、リフトアップのために必要な力も大きくなるので、タイヤが浮く量ができるだけ少なくなるように調整するのがカギ。

これはリフトアップ後の画像だが、スプールとマフラー(サイレンサー)の位置関係を確認しておくことも重要。スプールがある時点でC型フックの使用を想定しているはずだが、マフラーを社外品に交換しているような場合、位置関係が変わってフックが干渉する可能性もゼロではないからだ。

完全にスタンドがかかるとフレーム外側のロックピンがセットできる。このピンを差し込むことで、スタンドが固定されて上がらなくなるので、何かの拍子にバイクだけが前進してスタンドが外れてしまうトラブルを防止できる。また自在キャスター自体にもロック(2カ所)があり、傾斜面でもバイクを固定できる。

ガレージREVOでリフトアップすれば、簡易スタンドを外すことができる。バイクを降ろす際は先に簡易スタンドを取り付けておくこと。

サーキットのパドックやリヤタイヤの着脱を伴うメンテナンスを行う際はC型フックが適しているが、ガレージ内でバイクを保管するような場合は貫通シャフトをアクスルシャフトに通した方が安定する。貫通シャフトはφ13mmが標準で、愛車のアクスルシャフト穴径がそれ以外の場合、購入時にφ10/11/12mmからも選択することもできる。

C型フックと同様に、貫通シャフトの足には4カ所の調整穴があり、スタンド側の2カ所と合わせて8段階の高さ調整が可能。

アクスルシャフトはスプールより高い位置にあるので、貫通シャフトの足がサイレンサーに干渉するリスクが高くなる。そのため貫通シャフトは車体右側から差し込み、干渉しないことを確認しておく。

貫通シャフトを使用する場合、ガレージREVOの位置(スタンド左右の足とスイングアーム端の間隔)を自由にずらすことができるが、どちらかに偏らないようにセットする。ただしマフラーやサイレンサーと干渉しそうな場合は、必要十分な隙間が確保できる位置でリフトアップする。

C型フック使用時と同様に、シートカウルを支えて車体を垂直に起こしてスタンドをかけたら、差し込んだ貫通シャフトの先端に抜け止めのRピンをセットする。

スタンドの自在キャスターのおかげで、わずかなハンドル切れ角でも大きく方向転換ができるガレージREVO

スタンドとフレームに取り付けた合計6個の自在キャスターによって前後左右に移動できるのが、他のスタンドとガレージREVOの最大の相違点です。

ガレージにバイクを複数台所有しているライダーにとって、並び順を変更する際にパズルのように入れ替えを行うのは重労働です。サイドスタンドを取り外して外付けスタンドで車両保管を行っている場合、ちょっと移動させるだけでもスタンドを外してステップペグに簡易スタンドを取り付けて動かさなくてはなりません。

その上ハンドルストッパーを追加して切れ角を制限していたら、簡単なはずの置き場変更も遅々として進まずストレスが募るでしょう。

ガレージREVOを使えば、バイク全体を前後に移動できるのはもちろん、フロントタイヤの位置を固定した状態で車体側方から押せば、コンパスで円を描くようにリヤタイヤを移動することができます。

さらにハンドル切れ角がわずかでも、ハンドルを切りながら車体後部を押し引きすることで斜め方向への移動が可能なのも、他にはないガレージREVOならではの大きな特長であり魅力です。

ガレージ内に頭から乗り入れたバイクの方向を180度変えたい時、場所に余裕が十分にあればハンドルを切り返しながらUターンすれば良いでしょう。しかしスペースに限りがあって、なおかつハンドル切れ角を減らしたバイクなら、ガレージREVOの強みが最大限に発揮されます。

ここではC型フックをスイングアーム下部のスプールにかけてリフトアップしたX500を前後左右に押し歩きしていますが、車体姿勢は180度の方向転換作業中常に安定しており、ハンドルを細かく切り返しながら前後に押したり引いたりするのがバカバカしく感じるほどスムーズで快適に作業できます。

スポーツ走行を目一杯楽しんで帰宅したら、なるべく早く簡単にバイクを収納したいものです。そんな時にガレージREVOがあれば、ガレージ内の狙った場所にピタリとバイクを寄せて置くことができ、充実した一日を終えられるのは間違いありません。

ガレージREVOを使えば、スタンドをかけやすい場所でセットしてからガレージ内の目的の位置まで移動できる。留めたい場所でかけなければならない一般的なスタンドとの最大の相違点だ。

ハンドル切れ角が少なく、切り返していたらいつまでかかるか分からないような方向転換もガレージREVOを使えば楽勝。画像のようにハンドルを右に切って後方に押せば、左斜め後ろに向かって移動できる。

原付クラスの軽量車ならシートレール部分を引っ張り上げてリヤタイヤを浮かせて向き変えすることもできるが、200kgのバイクでは当然無理。だがリヤタイヤが後方のバイクに引っかからない位置まで前進して、前輪の位置を変えることなくリヤタイヤを右側に押し出せば、あっという間にバイクの向きが大きく変わる。こんなに簡単に方向転換できるのか!! と驚くはず。

スタンドをかけた状態で後退できるのもガレージREVOの魅力。ガレージ内でバイクを並べる際に「映え」を意識して頭を見せたいというユーザーは少なくない。その場合、ライダー自身がバイクの横に立つと隣のバイクとのクリアランスが必要だが、直立状態でバックできるガレージREVOを使用すれば、まるでショールームのような配置ができる。

趣味のガレージでコーヒーを飲みながら愛車を眺めたい。そんな時にバイクのテール部分が並んでいたら興ざめかもしれない。また頭から突っ込んでしまったバイクは引き出すのも手間がかかる。ガレージREVOで前後左右やUターンが自由にできれば、望み通りのスタイルでガレージ内をコーディネイトできる。


※本記事はガレージREVOが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。