1980年代当時の匂いを感じるヤマハXSR900GP。ガレージREVOのメンテナンススタンドとの相性は抜群!

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ヤマハXSR900GP|ガレージREVO

エッジの効いた現代風デザインのバイクが幅を利かせるなか、ヤマハから発売されたXSR900GPは、1980年代のレーサーレプリカモデルの記憶を呼び覚ますノスタルジックなスタイルが人気。そしてガレージ内でレーサーレプリカの魅力をさらに引き立てる必須アイテムがレーシングスタンドです。ガレージREVOならレプリカモデルならではの風情はもちろん、前後左右に自由に押し歩ける実用性の高さでも高い満足感を与えてくれます。

●BRAND POST提供:Grage Revo(ガレージレボ)

レーサーレプリカスタイルだからこそ映えるレーシングスタンド。ガレージREVOのスタンドは、車種に合わせて注文時に太さが選べるのが魅力

1980年代のバイクブームから派生したレーサーレプリカブームの際に、センタースタンドが廃止されてサイドスタンドのみ装備されるようになったのは、それ以前の時代のバイクとの明らかな違いでした。

メーカー純正の集合マフラーやチャンバーが標準装備されるようになると、エンジン下部にセンタースタンドを取り付けるスペースがなくなりました。デザインの面でも廃止した方がスッキリ見えるし、車体の軽量化にも効果があるという理由です。

時代が流れるにつれ、センタースタンド装着車は少数派となり、代わりにメーカーオプションでレーシングスタンドやメンテナンススタンドが用意されるようになりました。

レーサーレプリカモデルを選択する当時のライダーは、そもそもレーシングマシンへの憧れが強かったため、サイドスタンドを上げてレーシングスタンドで直立する愛車の姿に、カッコ良さを感じるという側面もありました。

それから40年あまりを経て、現代に蘇ったレーサーレプリカスタイルのXSR900GPにも、当然のことながらセンタースタンドはありません。

それ自体は、現代のスポーツモデルでは珍しくはありませんが、ハンドルが低めにマウントされたバイクに共通する悩みとして、押して歩く際の取り回し性があまり良くありません。

ガレージ内で車体の向きを変更したい時、腰をかがめて低いハンドルを切り返すのは容易ではありません。ライダーの体格によっては、車体の左側に立ってハンドルを左にフルロックすると、右腕が伸びきってバランスを崩しそうになることもあるかもしれません。

そんな時に重宝するのが、バイクスタンドに自在キャスターを組み付けた画期的なアイテムである『ガレージREVO』です。通常のメンテナンススタンドやレーシングスタンドはリフトアップした場所で固定されますが、ガレージREVOはリフトアップした後でバイク自体を押して移動できるため、ハンドルを左右に切り替えしながら移動する必要がありません。

ただし、リフトアップ後に押し歩いた際の安定性を確保するため、バイクとの接点はスプールを使用したC型フックか、中空アクスルシャフトに貫通シャフトを通す2種類のうちのどちらかになります。

つまりガレージREVOは、スイングアームにスプールを取り付けられる雌ネジがない車種や、アクスルシャフトが中空でない車種には使えないので注意が必要です。

ガレージREVO・STDショートタイプには、C型フックと貫通シャフトが標準セットされており、どちらにも対応できます。

そして、貫通シャフトはφ10~13mmの4サイズがあり、製品オーダー時は愛車の中空穴径に対応する1本を選択することになっています。

シャフト径を細く設定しておけば汎用性が高まるのは確かですが、バイクの車重が重くなるほどシャフトにかかる荷重が大きくなるため、中空穴に対してなるべく太いシャフトを選択した方が有利です。

XSR900GPの車両重量は、200kgでビッグバイクの中では軽量級ですが、169kgのYZF-R25より30kg重いため、太いシャフトを選択した方が無難です。

XSR900GPの中空アクスルシャフトの穴径はおよそφ16mmなので、ガレージREVOのシャフトはもっとも太いφ13mmがベストです。

他のモデルのオーナーのみなさんも、貫通シャフトを選択する際はあらかじめ中空穴径を測定しておくことでスムーズな注文が可能です。

ガレージREVO・STDショートタイプは、貫通シャフトとC型フックが標準セットで4万6200円。通常のメンテナンススタンドの外側に自在キャスター付きの角パイプフレームが付いたような構造で、両者はピボットボルトを軸に揺動できる。押し歩いた際の安定性を確保するため、車体側にスプールが付くか中空アクスルシャフトであることが使用条件となる。

中空アクスルシャフトに通す貫通シャフト径はφ10~13mmの4サイズを用意している。シャフト径が太いほど、しなりやたわみに対する強度が増すので、なるべく太いシャフトを選択したい。ガレージREVOのデフォルトはφ13mm。XSR900GPにも一番太いφ13mmを使用した。

ヤマハXSR900GPの中空穴はおよそφ16mmで、ガレージREVO標準のφ13mmシャフトがそのまま使える。複数のバイクを所有している場合、もっと小さな穴径に合わせたシャフトを指定する。

アクスルシャフトに貫通シャフトを通しておけば、スタンドをかける際の不安も完全に解消される

往年のヤマハGPのワークスカラーを彷彿させるデザインとカラーリングを採用したXSR900GPとメンテナンススタンドの相性は最高で、斜め後方から見たスタイルはベテランライダーも納得の組み合わせです。

しかし、一般的なメンテナンススタンドをかける際は、サイドスタンドで立つバイクを垂直に起こす動作が必要で、この際のバランスの悪さに不安を覚えるユーザーも少なくありません。

ガレージREVOは貫通シャフトでもC型フックでも、バイクがサイドスタンドで立っている状態でセットできるのが特長で、この点で高い安定性を安心感を両立しています。

そして使用前に行うべき作業が、スタンド高さの設定です。スタンドをリフトアップする際の力を軽減するには、地面から浮かせる量を最低限に抑えることが重要だからです。

ガレージREVOはスタンドに2カ所と足に4カ所のボルト穴があり、8段階の高さ調整が可能。使用前にアクスルシャフトの中空穴と貫通シャフトの高さを調整しておけば、最少のスタンド操作力でリヤタイヤを浮かせることが可能です。

そして、サイドスタンドで立った状態で車体右側から貫通シャフトを通せば、バイク自体は左に傾いたままガレージREVOと一体化できます。

一般的なメンテナンススタンドでは右側が床面から完全に浮き上がってしまいますが、ガレージREVOはフレームとスタンドが別体構造となっているため、右側フレームの自在キャスターは最初から床面に接地しています。

そこから車体を起こしていくと、右側フレームの後ろ側のキャスターが徐々に床面に近づくため、立ち具合が掴みやすく、左右フレームの4個の自在キャスターがすべて着地すればどっしりとした安定感が生まれます。

こうした構造のため、ガレージREVOではリフトアップ時にバイクが右側に倒れそうになる不安を感じることはまったくありません。

リフトアップ時にかかる荷重はフレームの4個の自在キャスターに分散されるため、スタンドの操作性は軽く、完全にリフトアップするとスタンド側の2個のキャスターも接地。押し歩く際は合計6個のキャスターが車重を分担することでスムーズな移動が可能です。

ガレージREVOでリフトアップすることで、スタンドがかかった状態のXSR900GPを前後左右に自由に押して移動できます。通常のメンテナンススタンドでもローラー付きなら前後移動はできますが、テールカウル部分を横から押すことで、前輪を軸に円弧を描くような移動ができるのはガレージREVOだけです。

こうした動きができることで、ハンドル位置が低いバイクであってもガレージやバイク置き場で何度も切り返す必要がなくなり、複数台を所有するオーナーがバイクを入れ替える際の手間も大幅に軽減されます。

スタンド操作時の操作性を軽減するには、リフトアップ量を最小限に抑えることが重要。ガレージREVOは高さを決めるボルトの貫通穴ピッチの設定が細かく、高さを組み合わせによって8段階で調整できるので、ホイール径やタイヤハイトに応じた最適なリフトアップが可能。

ガレージREVO本体を傾けながら持ち上げて、車体右から貫通シャフトを挿入する。スタンドとフレームはピボットボルトによって別々に動くため、この時点で右側フレームのキャスターはすでに接地しており、安心感と安定感につながる。

車体左側に貫通したシャフトの先端に抜け止めのRピンをセットする。

サイドスタンドで車体が左に傾いた状態では、左側フレームの2個の自在キャスターは床面に接地し、右側フレームのキャスターは前側だけが接地している。貫通シャフトを挿入する際は、スタンドのハンドルと車体(リヤフェンダーやナンバープレート)が接触しないことを確認した上で、車体とガレージREVOの中心がおよそ一致するように左右の位置を調整する。

目線を下げるとこのように見える。貫通シャフトで車体とガレージREVOが一体化されている上に、車体右側のキャスターも接地していることが分かるだろう。車体を垂直に起こす際に、最初からフレーム右側が接地していることが確認できるため、安心感が高い。

車体を起こしながらガレージREVOのハンドルを床面に向かって押すようなイメージで操作すると、右側フレームの後部キャスターが接地した段階で安定する。スタンド初心者でも経験者でも、この安定感は心強い。さらにハンドルを押し下げるとリヤタイヤがリフトアップする。先に足の高さを最適化しておくことで、ハンドルを軽く押し下げただけでリヤタイヤがスッと浮き上がる。

スタンド後部左右のキャスターが接地すればセット完了。高さ調整ができないスタンドはリヤタイヤが浮きすぎて上げ降ろしが重くなり、キャスターのないスタンドは上げ降ろしに伴い、バイク自体が前後に動いて不安定になりがち。だが高さを適切に調整したガレージREVOは操作力が軽く、自在キャスターの働きでバイク自体が動かないので、終始安定している。

フレーム外側のロックピンを操作すると、スタンドが固定されて外れなくなるため、不測の事故を予防できる。自在キャスターもロック付きなので、ガレージの床面に傾斜があっても転がり出すことなく安定して保管できる。

車体を壁際に寄せて一般的なメンテナンススタンドをかけるには、事前に綿密な位置調整が必要だ。しかしガレージREVOがあれば、スタンドをかけやすい場所でリフトアップしておき、行きたい場所に簡単に移動できる。この利便性の高さはじつに画期的だ。

サイドスタンドしか装備していないバイクは、ホイールを回転させながら、ドライブチェーンに注油したりブレーキやホイールを清掃するのも容易ではない。ガレージREVOは移動できることが最大の特長だが、メンテナンススタンドとしても重宝する。

C型フックを使用する際は足の高さとスプール間隔に応じた幅調整が必要

貫通シャフトでリフトアップすると、ドライブチェーンの注油やホイールの清掃でタイヤを回すことはできますが、アクスルシャフトが抜けないためホイールを取り外すことはできません。

そのため、ホイールを着脱したい場合、ガレージREVO・STDショートタイプに標準セットされているC型フックを使用します。ただし先述の通り、C型フックを使用するにはバイクのスイングアームにボビン形状のスプールを固定できる雌ネジがあることが前提です。

また貫通シャフトでリフトアップする場合は、アクスルシャフトに貫通シャフトを通して後でもガレージREVO本体の左右調整が可能ですが、C型フックを使用する際は事前にフックとスプールの高さに加えてフック部分の幅調整も必要です。

C型フックはそれぞれ左右にスライドできるので、スプールの間隔に合わせると同時にリヤタイヤのセンターとスタンドのセンターがおよそ一致するように調整すると良いでしょう。

スライド量が左右で異なるとリフトアップできないわけではありませんが、左右の荷重を均等にした方が安定性が向上します。

またC型フックも、バイクがサイドスタンドで立った状態でかけておく使い方ができますが、絶対に抜けない貫通シャフトに比べると、スプールから外れるリスクがあるので、車体を垂直に立てる際は、ガレージREVO自体がバイクから離れないよう支えておきます。

C型フックでリフトアップすることで、リヤアクスルシャフトやリヤタイヤの着脱を伴うメンテナンスができるようになり、さらにリヤタイヤが外れた状態でもバイクを押し歩きできるます。

そのため、作業しやすい場所でタイヤを外してからガレージ内で邪魔にならない位置まで移動させることも容易です。

タイヤを外すまでは良かったものの、想定外の部品交換が生じて組み立てまでに時間がかかるという事態は、バイクのメンテナンスでは特別に珍しいことではありません。

そのような場合でも、自由に移動できるガレージREVOならストレスを感じることなく作業を続行できるのが大きな利点となります。

スイングアーム下部にスプールがつけられる車種なら、ガレージREVOのC型フックを使ったリフトアップが可能。メンテナンスで使用する場合、貫通シャフトとC型フックは作業内容に応じて使い分ける。

床面とリヤタイヤの隙間が最小限でリフトアップできるよう、スプールとC型フックの高さを調整する。同時にC型フックの突き出し量も左右で合わせておく。

貫通シャフト使用時と同様に、サイドスタンド使用時から左右スプールにC型フックをかけておき、車体を垂直に立てながらスタンドのハンドルを押し下げる。スタンドでリフトアップしなくても、左右フレームの自在キャスターが接地すると車体のグラつきはなくなるので、右側に倒しそうな不安はまったくない。

スタンドのハンドルを押し下げてロックピンとキャスターのストッパーをセットすれば、通常のメンテナンススタンドと同様にその場に固定することもできる。使用中の安定感が抜群なのが大きな魅力となっている。

C型フックの左右どちらかに偏りすぎると、車体に干渉したり足にかかる荷重がアンバランスになる可能性があるので、なるべくリヤタイヤとスタンドの中心が揃うようにする。スタンドをかける前の事前調整が重要だ。

フロントスタンドショートタイプと組み合わせれば最強オーダー前に中空穴径を把握しておくことが重要

中空タイプのフロントアクスルシャフトを採用する車両にはガレージREVOのフロントスタンドショートタイプも使用できます。

リヤ用と同じく自在キャスターを装着したフレームとスタンドは別体構造で、車体前方への張り出しを最小限に留めるため、スタンド内側に傾斜して取り付けられたハンドルを軽い力で押すことで、フロントタイヤがリフトアップします。

フロントアクスルシャフトの中空シャフトは、近年のスーパースポーツモデルに採用されることが多いため、ホイール径は17インチ専用として足の高さは調節できない固定式としています。

またフロントタイヤだけをガレージREVOでリフトアップするとハンドルが勝手に切れて危険なので、フロント用を使用する際は先にリヤタイヤをガレージREVOでリフトアップしておくことが条件となります。

前後輪とも自在キャスター付きガレージREVOでリフトアップすることで、ガレージやバイク置き場での移動はさらに容易になります。フロントタイヤを奥に押してリヤタイヤを手前に引けば、ユーザーを中心として円を描くように旋回することも可能です。

フロントスタンドショートタイプを使用するにはアクスルシャフトが中空タイプであることが大前提ですが、穴径を把握しておくことも重要です。

車種によってシャフトの仕様は異なりますが、XSR900GPの場合はシャフトの途中で穴径が変化しており、ガレージREVOの標準径であるφ13mmシャフトは貫通せず、そのままでは使えない状態でした。

ガレージREVOではリヤ用スタンドと同様に、フロントスタンドショートタイプ注文時にシャフト径を指定することができます。したがって異径穴シャフトを使用している車種のオーナーは、細い穴径を基準にシャフト径を指定していただけるとスムーズにご活用いただけます。

ガレージREVOは、既存のバイクスタンドにはない発想から開発されたオリジナル製品で、誰もが利便性の高さに納得することは間違いありません。ガレージやバイク置き場での押し歩きや車両の入れ替えに苦労しているみなさんは、ぜひ一度体感していただくことをおすすめします。

ホイール径17インチ/タイヤ幅120mmを前提としたガレージREVOフロントスタンドショートタイプは3万2120円。フロント用を単独で使用すると、ハンドルが切れてバイクが転倒する恐れがあるので、購入するには、先にリヤ用スタンドを使用しているか、前後同時でガレージREVOを購入することが条件となる。今回、XSR900GPに試したが、残念ながら使用できなかった。

標準セットのシャフト径φ13mmで、XSR900GPのアクスルシャフトの根元(工具をセットする六角穴側)から差し込むことは可能。

だが中空穴の直径が途中で小さくなっているため、アクスルシャフトの先端から抜けず使用できなかった。あらためてアクスルシャフト先端部の穴径と貫通シャフトを近づけると、入口側との差異は明らかだ。このような車種もあるので、スタンドを購入する際は事前にアクスルシャフト内径を測定しておくこと。


※本記事はガレージREVOが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。