リアタイヤを外した状態でも押して歩けるバイクスタンド「ガレージREVO」はメンテナンスシーンでも重宝する

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バイクスタンド「ガレージREVO」

複数台のバイクを所有するオーナーの、ガレージ内でバイクの入れ替え作業の手間を軽減するために開発された「ガレージREVO」は、スタンドかけた状態で前後左右に移動できるのが最大の特長。フレームに装備された自在キャスターでスムーズに移動できるのは、これまでのスタンドにはない魅力ですが、一般的なメンテナンススタンドとしての機能も備えています。そしてメンテナンス作業中でも、自由に移動できるメリットを実感できます。

●BRAND POST提供:Grage Revo(ガレージレボ)

ドライブチェーンやリヤタイヤのメンテナンスにとって
C型フックと貫通シャフトでリフトアップできるメリットは大きい

旧車や絶版車にとっては“あって当然”の装備であるセンタースタンド。車体を垂直にして重い車体を引っ張り上げるには体力とコツが必要で、できれば使いたくないというライダーも多いかもしれません。

ところが昨今のスポーツモデルにはセンタースタンドが付かないのが当然になったことで、タイヤまわりのメンテナンスの手間が大幅に増えています。邪魔にしか感じないセンタースタンドでも、地面からリヤタイヤが浮いて空転することで、ドライブチェーンの清掃とグリスアップを容易に実践でき、チェーンオイルが飛び散ったホイールリムやスポークのクリーニングも簡単にできるからです。

サイドスタンドしかないバイクのリヤタイヤを地面から浮かせるために必要なのが、メンテナンススタンドです。メンテスタンドというとレーシーなイメージが先行するかもしれませんが、街乗りやツーリングで使用するストリートモデルにも有効です。

なぜなら、とあるドライブチェーンメーカーの洗浄と注油の推奨スパンは、わずか500kmという例もあるからです。穏やかに街中だけを走るのか、ツーリングで雨の中を走行するのか、それとも加減速とも大きな負荷がかかるサーキット走行をするのかによってチェーンに加わるストレスは千差万別。チェーンのローラーとスプロケットの接触部分の油膜はチェーンオイルしかないので、油膜が切れないよう継続的にメンテナンスを行うことが重要なのは間違いありません。

メンテナンススタンドとバイクのスイングアームの接点に注目すると、

  1. スイングアームにボルトで固定したスプールとスタンドのC型フック
  2. 中空アクスルシャフトとスタンドの貫通シャフト
  3. スイングアーム底面をスタンドのL字または板状のプレートで受ける

という3つのパターンがあります。

このうち「3」はアクスルシャフトが中実タイプで、スイングアームにスプールを取り付けるボス(ナット)が付いていない旧車または小排気量車が該当し、スタンドをかけた状態で押して歩けるガレージREVOの対象車種とはなりません。プレートの上にスイングアームが載っただけの状態で前後左右に移動させれば、落下/転倒の恐れがあるためです。

年式が新しいスポーツモデルであればスプール仕様が多く、さらに中型クラス以上のスーパースポーツモデルには中空アクスルシャフト仕様も少なくありません。

ガレージREVOならではの“押して歩く”機能を活用するなら、貫通シャフトを中空アクスルシャフトに通してしまうのがもっとも安定します。タイヤを手で回しながらチェーンを洗浄し、オイルをスプレーする作業も可能です。

しかしながら、リヤタイヤを着脱したい場合、貫通シャフトではアクスルシャフトが抜けないため、必然的にC型フックが必要です。

ガレージREVOの両持ちスイングアーム用STDショートタイプには、C型フックと貫通シャフトのどちらも使えるアタッチメントや部品があらかじめ付属しています。他のメーカーやブランドの中には、スタンド本体とは別に必要なアタッチメントを購入しなくてはならない製品もあります。

もちろん、ご自身の用途に応じたアタッチメントを購入しても良いのですが、ガレージREVOは複数のバイクを所有するユーザーを想定しています。ここで紹介しているハーレーダビッドソンX350のように、スプールの装着が可能でアクスルシャフトが中空というモデルに対しては、ガレージ内での移動をともなう保管の際にはより安定する(バイクからスタンドが外れない)貫通シャフトを使用し、リヤタイヤを着脱する際にはC型フックを使用するという2パターンが可能です。

C型フックと貫通シャフトのどちらか一方が余計な部品になるのではなく、時と場合によってどちらも活用できるのは、ガレージREVOの大きなメリットと言って良いでしょう。

何台も所有しているバイクをガレージに収めていると、出し入れしたり位置を変えるのにひと苦労することも多い。ガレージREVOは前後に押したりハンドルを切り返したりする手間を省き、自在キャスターによって前後左右にスムーズに移動できるバイクスタンドとして注目されている。ガレージ内はもちろん、サーキットでのスポーツ走行を楽しむライダーにとっては、ピット内でも使い勝手が良いことは前回レポートした通りだ。

サーキットのスポーツ走行でも市街地走行でも、ドライブチェーンのメンテナンスはフリクションロス低減とチェーンやスプロケットの寿命延長の両面で効果がある。車体にサイドスタンドしかないバイクでリヤタイヤを回転させるには、メンテナンススタンドでタイヤを浮かせるしかない。スイングアームにスプールがある車種はスタンドのC型フックを利用できる。タイヤを浮かせたらチェーンクリーナーをスプレーして汚れを浮かせて、丁寧にクロスで拭き取る。

チェーンクリーナーが付着したままチェーンオイルを塗布しても流れてしまうので、しっかり拭き取ることが重要。チェーンとスプロケットの間に指を巻き込まれると重大なケガにつながるので、エンジンは必ず止めた状態で、タイヤを手で少しずつ回しながら拭き取る。

洗浄が終わってチェーンオイルをスプレーする際は、漫然と塗布するのではなく、ローラーとブッシュ、外プレートと内プレートの間のゴムシール(シールチェーンの場合)を狙う。ノズルから飛散したオイルがホイールやタイヤに付着しないよう、チェーンの裏側にエプロンのようにガードをセットすると後始末が楽になる。

チェーンクリーナー使用時と同様に、タイヤは必ず手で回転させながらオイルをスプレーする。オイルでベタベタな状態で走行すると汚れを吸着する原因になるので、プレートの外側に付着した油分は拭き取っておく。

リヤタイヤを着脱する際、中空アクスルシャフトに貫通シャフトが通っているとアクスルシャフトが抜けないので、C型フックで車体を保持する。ガレージREVOはスタンドの両外側にフレームがあるため、全長が長いメガネレンチでトルクをかけてもびくともしない。

アクスルシャフトを引き抜きリヤホイールを取り外しても、スプールでリフトアップした車体は安定している。ガレージREVOをセットする際、足の高さは最小限のリフト量でリヤタイヤが浮き上がるようにセットしておくことで、アクスルシャフトを抜いた際のタイヤの落下量が少なく、差し込む際もタイヤを高く持ち上げなくて済む。

想定外の交換部品が必要、作業が長期化する…。そんな時にリヤタイヤを外したままでも移動できる恩恵を実感

メンテナンスでリヤタイヤを取り外す際、作業に必要なパーツをあらかじめ準備しておくのは基本と言って良いでしょう。しかし、想定外の事態によって作業が中断することもあります。

たとえば走行距離が多いバイクのドリブンスプロケット交換で、新品スプロケットを用意してリヤタイヤを取り外したところ、スプロケット裏側のゴムダンパーが痩せてガタガタだったり、ホイールベアリングを指で回してみるとゴリゴリとした感触が伝わってきた、ということがあるかもしれません。

そこまで想定してダンパーやベアリングを用意しておけば言うことはありませんが、実際にはホイールを外してから「ああ、これは部品の追加注文が必要だ」となるパターンは決して珍しいことではありません。

そのような場合でもガレージREVOなら、リヤタイヤが外れたバイクをガレージの隅まで押して、部品が来るまで保管しておくことができます。1台のバイクをメンテナンスするには、他のバイクをガレージから出して作業スペースを確保するサンデーメカニックにとって、スタンドでリフトアップしたまま亀の子状態で動かせなくなるほど厄介なことはありません。

追加注文が必要な部品が入荷するまで、リヤタイヤを暫定的に組み戻してスタンドを外し、他のバイクの収納スペースを作るのは、誰にとっても気が進まないはず。あるいは長期戦を想定していれば、壁際に寄せた状態でスタンドをかけてリヤタイヤを取り外すこともできるでしょうが、窮屈な姿勢で行う作業はミスやトラブルの原因になります。

想定した作業を、想定した範囲内の部品交換で進行できれば言うことなしですが、すべてうまくいくとは限りません。それはアマチュアだけでなく、プロのバイクショップでも同様です。ガレージREVOを活用しているショップでは、作業待ちや部品待ちでタイヤを外した状態のバイクを移動できるといった点で高い評価をいただいています。

フレームとスタンドを別体構造とすることで軽い力で上げ下ろしでき、6個の自在キャスター(リヤ用)で安定した姿勢で前後左右に移動できるガレージREVOは、単純にリフトアップする既存品とは一線を画する独創的なスタンドです。

そしてただ移動できるだけでなく、メンテナンス用スタンドとしても高い実用性を持っています。複数のバイクをガレージに効率的に収納したいユーザーはもちろん、メンテナンススペースを有効に活用できるメンテナンススタンドが欲しい方にとっても、ベストな選択となるでしょう。

リヤタイヤを外した状態で交換部品の“待ち”が発生した際に、スタンドごと押して移動できるガレージREVOの真価が発揮される。タイヤ付きで前後に移動できるメンテナンススタンドもあるが、移動を目的に自在キャスターを備えたガレージREVOの自由度には遠く及ばない。

汎用性を高めるため、スタンド内幅は広めに設定し、さらにスタンドの外側に自在キャスター付きフレームがあるので、バイクを左右に揺らしてもフレームが浮くようなことはない。幅を狭くすることを目的としたスタンドと比べれば全体幅が広いが、それによって実用性が低下するようなことはない。

ホイールを取り外すことでスイングアーム内側の清掃も楽にできる。シングルショックのリンクに飛び散ったチェーンオイルもしっかり除去できる。

画像奥に見えるスイングアームとホイールカラー穴の高さから分かる通り、最初にスタンドの足の高さを調整しておけば、ホイールをほんのわずかに持ち上げるだけでアクスルシャフトを挿入できる。アクスルシャフトは潤滑と防錆目的でスプレーグリースを塗布しておくと良い。

ガレージREVOフロントスタンドショートタイプは、ホイール径17インチで中空アクスルシャフト専用のため、タイヤの着脱を支えるスタンドとしては使えない。ただタイヤは回転するので、ホイール汚れの清掃やブレーキキャリパーのメンテナンスに重宝する。

ディスクブレーキのフリクションロスを低減するには、ブレーキパッドダストの洗浄とキャリパーピストンのグリスアップ(揉み出し)が有効。サイドスタンドで立てた状態でキャリパー着脱を行うと、ボルトに力を加えた際にハンドルが切れて伝わらないことがあるが、車体前後をガレージREVOでリフトアップした状態ならハンドルが直進状態で固定されるので作業しやすい。


※本記事はガレージREVOが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。