仮成形品は、アライヘルメット専用の機械をフル稼働させると1日に1000個分近くをつくることが可能。ヘルメットの種類はもちろん世界各国に合わせつくり分ける。仮成形品は優しく触らないと崩れてしまいそうなほど繊細だ。
30年バイクに乗り続け、その際は必ずヘルメットを被っているというのに、恥ずかしながら僕はヘルメットがどのようにつくられているのか何も知らなかった。今回、初めてヘルメットの帽体の製作工程を見せていただき、アライヘルメットの工場の職人が世界中のライダーの頭を護ってくれていたのだと思い知った。繊細な手作業と気配り、そして確かな目、機械任せにできない人の技術と匠の力がアライヘルメットの榛東(シントウ)工場 […]















