「56design TOKYO」が流行最先端・西武渋谷店メンズファッションフロアに出店
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最先端のトレンドを発信する渋谷随一の老舗百貨店・西武渋谷店。そのメンズファッションフロアに、元モトGPライダー・中野真矢氏がプロデュースするフィフティシックスデザインのアイテムが置かれることに。バイクのある生活を渋谷から発信だ!
百貨店にバイクウエア!? 中野氏の新チャレンジ
百貨店の西武と聞いて、ホンダとコラボしたブランド”SEED”を思い出す人はもう少ないだろう。バブル絶頂期の’80年代後半、まだ昭和だった時代にはそんな出来事もあったのだ。
時は平成をまたいで令和へ。かつてSEEDブランドでライダーを熱くさせた西武百貨店に、再びバイクの風がやってきた。モータースポーツ関連のブランドを取り扱うセレクトショップのモトーリモーダが、フィフティシックスデザインとパートナーシップを締結。西武渋谷店のB館6階に「56design TOKYO」が誕生したのだ。
【56design TOKYO】西武渋谷店B館6階。エスカレーターの目の前にバイクが置かれているのですぐに分かるはず。渋谷駅からすぐという好立地なので、会社帰りにチェックするなんてことも。●住所:東京都渋谷区宇田川町21-1 西武渋谷B館6階 ●電話:03-3462-3651 ●営業時間:10時~20時
このブランドを取り扱う店舗としては最大規模の売り場スペースであることはもちろん、同じフロアにはポロラルフローレンやブルックスブラザーズといった世界的なブランドが軒を連ねていることに驚かされる。代表の元モトGPライダー・中野真矢氏は、「1年ほど前から準備を進めてきました。普通はバイクウエアを買いに百貨店には行かないですし(笑)、社内でも賛否両論あったのですが、ここ渋谷だからこそ我々が創業当時からコンセプトとしている”バイクのあるライフスタイル”をより広く提案できるのではないかと。なので、分かりやすいように実車を展示できることが絶対条件でした。駅から近いですし、ぜひ会社帰りなどに寄ってほしいですね」と、熱く意気込みを語ってくれた。
ここではスピーディ/ブレマ/Xpd/リゾマ/アライなど、フィフティシックスデザインの取り扱いブランドも展示販売される。この新たな挑戦は業界に大きな刺激を与えるだろう。
【誕生から13年。ついに渋谷へ】“ライフ・ウィズ・モーターサイクル”を提案して13年目。普段着としても映えるバイクウエアを展開するフィフティシックスデザイン。クシタニ/スピーディ/エドウインとのコラボ商品やデイリーユース向きのTシャツなど、ラインナップのほぼすべてがこの売り場で見られるという。
右から中野氏、店舗スタッフの新井瑞紀氏、そして中野氏の現役時からマネージャーを務め、今はフィフティシックスデザインのエグゼクティブオフィサーである関友則氏。
日欧の銘品も取り扱う
【Arai】千葉の本店および特約店でのみ購入可能なアライの別注モデル。「将来的にはイベントスペースでフィッティングサービスも」と中野さんは言う。
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「学生時代によく遊んだ街・渋谷。ここからバイク文化を発信したい」(中野氏) [写真タップで拡大]
【56design代表・中野真矢氏】武蔵工業大学(現東京都市大学)に通っていたことから、学生時代はよく渋谷で遊んでいたという中野氏。現役時代に暮らした欧州はモータースポーツの地位が高く、同様のバイク文化をここから発信したいと意気込む。
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