衣食住、すべてのアイテムをバイクに積んで走るキャンプツーリング。それだけに荷物はとても多くなる。経験を積んで慣れればある程度減らすこともできるが、初心者のうちはとにかく荷物が多くなるもの。なので購入するシートバッグは、チェアやテーブル、焚き火台を持って行くなら、無条件で65~70Lを選ぼう。またバッグと車両の相性は、購入前に用品店で確認した方が無難だ。
シートバッグの場合:パッキングは平物→長物→大物→小物がセオリー
今回は、ヘンリービギンズ(デイトナ)のキャンプシートバッグプロ DH-745(2万6400円)を使用。55L→70Lの容量可変機能を持っており、今回は70Lまで拡張して紹介したキャンプ道具一式を詰め込んでみた。
防水バッグ+テントバッグの場合
ツアラテック・アドベンチャードライバッグL(49L)と、SWモテックのテントバッグ(22L)を使用し、合計容量は71L。テントバッグに少し余裕を残して全ての荷物が収まった。
防水バッグは一度バイクに積載してしまうと荷物が取り出しにくい。なので、そちらには現地まで使わない物、道中使うかもしれない物をテントバッグに分けて収納することにした。
●写真:武田大祐 ●文:谷田貝洋暁 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
キャンプ大好き二輪ライター・ヤタガイ氏によるバイクキャンプ入門。次ページではショックコード(ゴム紐)を使ったバイクへの荷物積載法について解説する。
〈特集〉ソロで楽しむバイクキャンプ入門
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