マシン・オブ・ザ・イヤー2018
佐藤寿宏のレース通信

【2018日本GP ②】初日のトップタイムはドゥカティのドヴィツィオーゾ

ロードレースを追いかけること20年以上のフリーライター・佐藤寿宏さんの「寿(ことぶき)通信」をお届け。国内外、レースの様々な現場から届く「寿通信」は、日本人選手の動向を中心にレポート。今回は、日本GP、金曜日のレポートだ。

同じドゥカティのホルヘ・ロレンソは欠場に

いよいよMotoGP™日本グランプリが始まりました! 初日となった金曜日は、一日雨の予報でしたが、朝は青空が広がり、Moto3™、MotoGP™クラスのFP1は、ドライとなりましたが、Moto2™クラスのFP1が始まるころから雨が降り始めます。その後、雨は降ったり止んだりを繰り返し、不安定なコンディションとなりました。路面も中途半端なコンディションとなり、FP2は、走行を見合わせるライダーも少なくありませんでした。

MotoGP™クラスは、FP1の順位が、そのまま金曜日のオーバーオールとなりました。トップタイムは、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾの1分45秒358。カル・クラッチロー、ヨハン・ザルコと続き、マルク・マルケスは、4番手。バレンティーノ・ロッシは、9番手、中上貴晶は、13番手、中須賀克行は、15番手でした。「7年連続7回目の日本GPなので、場慣れしてきたというか、例年に比べてリラックスして走ることができています。ベストタイムを出した周は、失敗もあったのですがセクタータイムのベストを足せば1分46秒4だったので、土曜日は、もっとタイムを出せると思います」と中須賀。アラゴン、そしてタイで転倒し満身創痍のホルヘ・ロレンソは、メディカルチェックをパスし、FP1に周りの邪魔にならないよう、タイミングをずらしてコースイン。一度だけ、ホームストレートを通過しましたが、計測ラップのないままピットに戻り日本GP欠場を決めることになってしまいました。

Moto2™クラスは、初めてワイルドカード参戦がない寂しい状況となりましたが、ただ一人のフルタイムライダーである長島哲太がFP1で4番手、FP2で7番手と好スタートを切りました。前戦タイラウンドでは、自己最高位の8位となったばかりですが、その好調振りをキープにホームグランプリで、さらに上を狙っています。Moto3™クラスの岡崎静夏は、今シーズンより採用されているデロルト製メーターの設定がうまく行かずに、思わぬところで足踏みを余儀なくされてしまいますが、土曜日に向けてマシンセットの方向性も見えており、タイムを縮められることができそうです。

Moto2™クラスでフル参戦する長島哲太。好調をキープしている。

文・撮影:佐藤寿宏

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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