錦糸町通信(ノイインテレッセ壮行会)

山口辰也がTeam SuP Dream Hondaで参戦

2018年3月8日に実施されたノイインテレッセ壮行会を取材した佐藤寿宏さんの「通信」をお届け。国内、海外、レースがある様々な現場から届く「通信」は、日本人選手の動向を中心にレポート。今回は、4輪レースのレジェンドたちに混じり2輪で唯一声援を送られたJSB1000・山口辰也選手の話題をお届け。

篠塚健次郎は70歳にして再びアフリカを目指す

錦糸町駅北口にある東武ホテルレバント東京でノイインテレッセ壮行会が開催されました。”ノイインテレッセ”とは、株式会社モルフォのいちブランドでモータースポーツをイメージしたバッグやウォレットなどを販売。パリダカで有名な篠塚健次郎、MAX織戸こと織戸学、SUPER GTで活躍中の横溝直樹、坂本祐也、松田秀士など4輪の有名どころと、2輪では、全日本JSB1000クラスで長年活躍している山口辰也のパーソナルスポンサーとしてサポートしています。

壮行会は、約250名もの関係者を集めて開催されました。まずは、株式会社モルフォの小澤廣幸社長のあいさつから始まり、選手が登場し、それぞれ今シーズンの抱負を語りました。今年の11月に70歳に迎える篠塚は、かつてのライバル、ジャン・ルイ・シュレッサーが運営するアフリカ・エコレースに参戦することを発表。「現在、南米で行われているダガールラリーは、あまり興味がない。やっぱりサハラ砂漠を走りたい」と2019年1月に行われるイベントに向けて動き出すとのことです。

2018年シーズンの抱負を語る山口辰也。

山口辰也はTOHO Racingから移籍

山口とノイインテレッセとの出会いは、ちょうど山口が、自らチームを立ち上げ全日本ST600クラスに参戦した2010年のシーズンに入る前にレーシングスーツを作っているクシタニとレザーつながりで紹介されたそうです。以来、純粋にレース活動を応援してくれており、山口が全国の幼稚園や小学校で講演している交通安全を啓発・啓蒙する活動にも賛同し、支援してくれているそうです。

山口は、2年連続全日本ST600チャンピオンを獲った2011年から東広島の東豊建設の福間勇二社長と出会いTOHO Racingとして活動。2012年には、国内最高峰クラスであるJSB1000クラスに進出。キット車ながらトップに迫る走りを見せ、2012年の鈴鹿8耐では2位に入る快挙を成し遂げました。2016年には、JSB1000クラスで優勝を果たすなど、常にプライベータートップの成績を残しました。そのプロジェクトも昨年末に終焉を迎え、それぞれ別の道を歩むことになりました。

TOHO Racingはクラブ員の筆頭でもある行村和樹が全日本ST600にフル参戦。門馬巧実が、全日本後半戦に参戦する予定です。他にもホームコースである岡山国際サーキットの選手権を中心に活動を続けます。

山口は、再びHondaと契約し、Team SuP Dream Hondaから全日本JSB1000クラス5戦にスポット、そして鈴鹿8耐を中心にパーツ開発をしながらの参戦になります。Team SuP Dream Hondaは、多くのサプライヤーの協力があってできたチームで、去年は伊藤真一が走っていたので、ご存じの方もいるでしょう。山口としては、フル参戦したいところでしょうが、今年のシートが用意されただけでも、よしという思いもあるでしょう。序盤2戦4レースで、どんな走りができるかで参戦できるレース数が変わる可能性は、あるかもしれませんね。

パリ・ダカールラリーで有名な篠塚健次郎と株式会社モルフォの小澤廣幸社長(右)。篠塚の応援に訪れたなんでも鑑定団でおなじみ北原照久氏(左)。

話しを戻してノイインテレッセの壮行会は、篠塚の応援に、なんでも鑑定団でおなじみ北原照久氏が訪れたり、ピアノ、ヴァイオリン、チェロによるエレクトリカルユニット“STOM”、シンガーソングランナー大地穂のミニライブがあったり、抽選会などもあり盛大でした。シンガーソングランナーと聞いて、シンガーソングライダーの左嵜啓を思い出したりしましたが、とにかくチョー立派なホテルで場違い感満載で過ごさせていただきました。

●文/撮影:佐藤寿宏(ことぶき)

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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