東京モーターショー出品車紹介

新型XMAX ABSが国内正式発表

今年3月の大阪東京モーターサイクルショーに参考出品されたXMAX250が、正式発表されると同時に東京モーターショーに「XMAX ABS」という正式名の市販車として出品された。マジェスティの退役と入れ替わりでデビューしたブランニューニーゴースクーターは64万2600円で2018年1月25日発売。その見どころを解説しよう。

マジェから8万円安くなり4psアップ

250ccのビッグスクーターで一世を風靡したマジェスティが8月31日に生産終了となり、マグザムとともにヤマハのニーゴーブグスクが消えてしまうかと思われたが、3月モーターサイクルショーで伏線が張られていたようにXMAX ABSが入れ替わりでデビューした。欧州では2017年モデルとして300ccや125cc、400ccがすでに発売。インドネシアで生産され様々な排気量が用意されているグローバルモデルで日本では250ccが導入されたのだ。これまでこのポジションで中心的役割を占めていたマジェスティより4psアップして価格が約8万円ダウンしたのは大きなニュースだろう。

■カラーバリエーション

【YMAHAMA XMAX ABS 市販車 価格:64万2600円 発売日:2018年1月25日】カラーバリエーションは3色設定で、上からイエローメタリック6(イエロー)、マットグレーメタリック3(マットグレー)、ホワイトメタリック6(ホワイト)。

■主要諸元■全長2185 全幅775 全高1415 軸距1540 シート高795(各mm) 車重179㎏■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ249cc 内径×行程 70×64.9mm 23ps/7000rpm 2.4㎏-m/5500rpm Vベルト式無断変速 燃料タンク容量13L■ブレーキF=ディスク R=ディスク■タイヤF=120/70-15 140/70-14

■以下ヤマハリリース

企画の狙い

国内の軽二輪市場では、当社のコンパクトなスクーター「マジェスティS」やスポーツモデル「YZF-R25」が人気を得ていますが、一方で中古の軽二輪250cc スクーターへの人気も根強く、“手頃な価格と余裕の排気量”を求める市場の声を示しています。この背景のなか、今回の「XMAX ABS」は、通勤用途での快適性・実用性・手頃な維持費などのスクーターとしての基本性能に加え、“週末も楽しめる魅力”を兼ね備えたモデルとして開発しました。

【主な特徴】

1. “MAX シリーズ”のDNA を継承しながら、独自の進化を遂げるパフォーマンスとコンフォートを両立させたスタイリング

“MAX シリーズ”の共通アイコンである精悍な2 眼ヘッドランプと、前後タイヤの繋がり感を印象づけるブーメラン形状を継承しながら、街で目をひく“XMAX”のX をモチーフとした特徴的なフロントフェイスを備えています。またフロントフェンダーとフロントカウルを繋ぐラインは、モデルの特徴的な機構でもあるモーターサイクルタイプのフロントフォークを強調し高い運動性能をイメージさせます。

2. 加速性能と環境性能を併せもった新設計“BLUE COREエンジン”

クラス*1 最高レベルの加速性能を照準に新開発した249cm3 の“BLUE CORE エンジン”を搭載しました。燃焼室と吸気ポートの最適設計、アルミ製鍛造ピストン、DiASil シリンダー、オフセットシリンダーなどにより、高効率あ焼と高い冷却性、ロス低減を図っています。また、このエンジンには剛性に優れた一体式鍛造クランクシャフトを当社軽二輪スクーターとして初めて採用。高い精度によって、プレーンベアリングによるクランク軸受けが可能とな
り、軽量・コンパクト化とロス低減、メカノイズ低減を達成しました。※1:当社製軽二輪スクータークラス

3. 軽量ボディを支える新設計フレームとモーターサイクルタイプのフロントフォークなどによる機敏な走行性能

強度・剛性バランスに優れた軽量新設計フレームを採用。車両重量では「マジェスティ(JBK-SG20J)」比で9kgの軽量化に繋がっています。またフロ
ントフォークは、当社軽二輪スクーター初となるハンドルクラウンまでフロントフォークが繋がる“モーターサイクルタイプ”のテレスコピック型を採用してキビキギした走りを支えます。減衰力・バネレートを最適化しており、良好なクッション性能とフロント接地感に貢献しています。

4. TCS(トラクション・コントロール・システム)など快適な運転をサポートする様々な機能

様々な路面状況での滑らかな発進性、加速性を支えるためTCSを採用しました。前後輪のセンサーで後輪スピンの兆候を常に検知し、リアホイールの空転が起きないように、点火系と燃料供給量にて出力を補正します。また、調整可能*2なハンドルとウィンドシールドを採用し、快適な乗り心地を支えています。ABSも標準装備としています。 ※2:出荷時設定よりハンドルは後に約20mm、ウィンドシールドは上に約50mm移動可能

5. 余裕の45Lシート下トランクなど充実した実用機能

45L 容量シート下トランクはLED 照明および、滑らかに開閉するダンパー付です。ヘルメット*3 を2 個、またはヘルメット1 個とA4 サイズビジネス鞄*3 を収納できます。このほか大型で見易いLCD 採用マルチファンクションメーター、スマートキーシステム(単押しで音によるアンサーバック機能もあります)、DC ジャック等を採用しました。 ※3:サイズによって収納できないものもあります

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いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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