【洗車図鑑】車種別バイクの洗い方教えます:伝統のバーチカルツインエンジン搭載・トライアンフ スピードツイン900編

●文:井上シュウジ ●BRAND POST提供:SurLuster(シュアラスター)
シュアラスターの「バイク洗車図鑑」
バイクが違えば洗い方も変わる!
車種別の洗車情報をお届けするシュアラスターの「バイク洗車図鑑」。
今回は、2025年モデルで各部のブラッシュアップが行われたトライアンフの人気車両「スピードツイン900」を洗車します。
スピードツイン900の洗車ポイントは、ズバリ「エンジン」。
トライアンフを代表する伝統あるバーチカルツインエンジンの存在感をより際立たせるためにも、エンジンはとくに丁寧に洗いたい箇所です。
ボディ全体の汚れをしっかり落とすだけでなく、耐熱性のある艶出し撥水コーティングでしっかりケアをして美しいエンジンをより綺麗に仕上げましょう。
Step 0:洗車前の準備
洗車をする際は、最初にエンジンやマフラーが冷えているかを確認しましょう。やけどの心配はもちろんですが、熱いエンジンにいきなり水をかけると、水分が一気に蒸発してシミやウロコ汚れ発生の原因になってしまいます。走行直後に洗車を行う場合は、20分〜30分ほど置いてエンジンやマフラーなどが冷めていることを確認してください。
次に、鍵穴やマフラーの出口などに浸水を防ぐため防水処理を行います。他にも防水が必要な箇所があれば、同様の処理を行いましょう。
Step 1:水洗い
バイク全体に水をかけて車体についた砂/泥/軽い汚れを洗い流します。
水をかけるときは「上から」「前から」かけるようにします。
エンジンやマフラーが温かい状態であれば、たっぷりの水をかけて完全に冷やすようにしましょう。
バイクは下からや後ろからの水圧にはあまり強くありません。とくにシートまわりは注意が必要! シート下には電装部品などが収められていることが多く、浸水すると最悪エンジンがかからなくなる恐れがあります。
また、ラジエター部分に水をかけるときは弱めの水流で正面から優しく水を当てましょう。高圧洗浄機などで水を当てると、ラジエターのフィンが曲がってしまう恐れがありますから注意が必要です。
Step 2:シャンプー洗車
洗剤は食器洗剤やお風呂洗剤などで代用せず専用品を使いましょう。シュアラスターの洗車用シャンプーは、バイクや車特有の汚れを落とす力が強いだけでなく、すすぎ時の泡切れが良くなっています。そのため短い時間でさっとすすぎができるだけでなく、使用する水の量を少なくおさえることもできます(エコですね♪)。
また、家庭用洗剤の中にはバイクや車にとって有害な成分を含んでいる製品がありますから注意が必要です。
今回使うのはシュアラスターのバイクシャンプー。
バイクシャンプーは、バイク特有の頑固な油汚れや虫汚れなどをしっかり落とせる強い洗浄力が特徴。また直接泡で出るスプレー式ですから、バケツを使って希釈したり泡立てたりする手間がなく、スピーディーでお手軽な洗車ができるオススメのアイテムです。
シャンプーはしっかり泡立ててから使いましょう。
スポンジとボディの間に泡があることで洗車キズの付着を防ぐだけでなく、きめ細やかな泡は汚れをしっかり落とすことができるからです。
スピードツイン900のエンジンは空冷風のフィンが美しいのですが、このフィンの隙間をしっかり洗うことでエンジンの黒さが引き立ちます。スポンジの端を使って丁寧に洗っていきましょう。
エンジンや足まわりなどは油汚れが多く付着する箇所ですが、弱アルカリ性のバイクシャンプーなら強力な洗浄力で油汚れを分解してくれますから、隙間の奥に泡を届かせるだけでも洗浄効果に期待ができます。
万が一こびりついた汚れがあった場合は、強く擦って落とすのではなく、機能性のある洗車用品(ブラシ等)を使ったり、頑固な汚れを落とす専用洗剤(推奨品:ゼロクリーナー)で洗ったりするなど、丁寧な処理を行うとボディへのダメージを抑えることができます。
Step 3:すすぎ
洗剤(泡)をたっぷりの水で洗い流します。
水洗いの時と同じように「上から」「前から」を心がけましょう。
バイクは車と違ってさまざまな部分が剥き出しになっている乗り物。エンジンやホイール、サスペンションなどの複雑な形状をしている部分は泡が残りやすくなります。
また、タンデムベルト部分は手で浮かせながら丁寧に泡を落としましょう。ここは流し忘れが多い箇所なので注意してください。
スピードツイン900のエンジンは凹凸が多く細かい隙間もあるので、とくにしっかりすすぎます。真横から少し強めの水流でたくさんの水を使って丁寧にシャンプー液を流すようにしましょう。泡残りがあるとその部分が汚れやシミの原因になる可能性があります。
全体をチェックして泡残りがなければ、すすぎの作業は終了です。
Step 4:拭き上げ
ボディに付いた水滴は、できるかぎりきれいに拭き取りましょう。水滴が残ったまま乾燥してしまうと水ジミの原因にもなるので、ここで丁寧に処理することが美しい仕上がりへの近道となります。
とにかく、ボディが乾いてしまう前に素早く水滴を拭き取ることが大切です。そのため吸水力が高い専用品を使いましょう。
おすすめアイテムはシュアラスター「水滴拭き取りクロス」販売価格1,100円(税込)。
濡れたボディを軽く撫でるだけで水滴をグングン吸い取ります。
パーツの隙間などはクロスを軽く押し当てるだけでも抜群の吸水力でしっかり水分を奪ってくれます。
ハンドルまわりなどは、クロスを広げて包み込むように拭き取ると作業が捗ります。パーツの形状に応じてクロスの使い方を変えると、より効果的に水滴を拭き取ることができますよ。
エンジンのフィンとフィンの間は拭き取りにくい場所ですが、クロスを畳んで端の部分を使うと作業が捗ります。水滴拭き取りクロスは水に触れればスゥーッと吸い取ってくれますから、ゴシゴシ擦らなくてもクロスを押し当てられれば拭き取り作業を行えます。
拭き上げは手間がかかりますが、スピードツインのアイデンティティとも言えるバーチカルツインエンジンですから、綺麗に仕上げたいですね。
Step 5:艶出し(コーティング)
洗車後のキレイな状態を長くキープするためにも艶出し作業を行いましょう。
今回はゼロフィニッシュを使います。
ゼロフィニッシュは金属/樹脂問わず、マット塗装や未塗装樹脂パーツにも対応する万能ガラス系コーティングスプレーです。クリーナー(汚れ落とし)効果もあり、万が一洗い残しがあっても、ゼロフィニッシュで仕上げればキレイにしてくれます。
足まわりはゼロフィニッシュがおすすめ。ホイールは走行中に汚れやすい部分ですが、しっかりコーティングすることで防汚効果が高まり、キレイを持続するだけでなく、次回洗車する際に汚れが落ちやすくなります。
また、ゼロフィニッシュはゴム製品への使用がNGとなっていますから、足まわりに施工する際はマイクロファイバークロスに吹き付けてから施工するようにしましょう。
重ね掛けをすることでコーティング皮膜が強くなり、ツヤ感アップと防汚効果を高めます。1回よりも2回、3回と複数回コーティング施工を行うことをオススメします。
ゼロフィニッシュは耐熱性が高いため、エンジンやマフラーなど熱を持つ場所にも使用可能。拭き取り忘れによるコゲつきやシミの心配もなく、最大2ヶ月のツヤと撥水効果を持続させてくれます。
スピードツイン900のエンジンはマット塗装仕上げ。耐熱&マット対応のゼロフィニッシュは安心して使うことができますから、しっかりコーティングを行いましょう。
施工するときにマイクロファイバークロスで強く擦ると、摩擦でツヤが出てしまう可能性がありますから、優しく丁寧に拭き上げるようにしてください。
まとめ
以上、簡単ではありますが「トライアンフ・スピードツイン900」の洗車方法をまとめてみました。
洗車&コーティングでツヤ感がグンと上がっています
洗車はちょっとしたコツを知ったり、使う洗剤や道具を変えたりするだけでも仕上がりが変わります。
また洗車専用のアイテムは、バイクや車の汚れに特化した洗剤や、材質などに適した艶出し剤を配合するなど、専用品ならではの効果に期待できますから、台所用や余った布などの日用品で代用するのではなく、専用品を使った洗車をしてみると新しい発見があると思いますよ。
今回使ったアイテムはこちら
「トライアンフ スピードツイン900」の洗車方法をもっと詳しく知りたい!という方は、シュアラスター公式Youtubeチャンネル内の「洗車図鑑」シリーズで動画が公開されていますから、そちらもご覧ください。
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少しでも興味が湧いたなら一度チェックしてもらえると嬉しいです。
※本記事はシュアラスターが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。