洗車図鑑【車種別バイクの洗い方教えます】美しいマットカラーが映える、ヤマハYZF-R25[2025] 編
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●文:井上シュウジ ●BRAND POST提供:シュアラスター
シュアラスターの「バイク洗車図鑑」
バイクが違えば洗い方も変わる!
車種別の洗車情報をお届けするシュアラスターの「バイク洗車図鑑」、今回は2025年4月に発売されたばかり、ヤマハの新型「YZF-R25」の新色マットパールホワイト(正式名称:マットイエローイッシュホワイトパール1)を洗車します。
マットパールホワイトの洗車ポイントは、ズバリ「マット塗装(ツヤ消し塗装)をしっかり手入れする」です。
今回のモデルはホワイトを基調にしているマット仕上げで、汚れが目立ってしまう色合いです。
ボディ全体の汚れをしっかり落とすだけでなく、マット塗装にも使える撥水コーティングでしっかりケアをして、美しい外装を維持したいですね。
Step 0:洗車前の準備
洗車をする際は、最初にエンジン/マフラーが冷えているかを確認しましょう。
やけどの心配はもちろんですが、熱いエンジンにいきなり水をかけると、水分が一気に蒸発してシミやウロコ汚れ発生の原因になってしまいます。走行直後に洗車を行う場合は、20分〜30分ほど置いてエンジン/マフラーなどが冷めていることを確認してください。
次に、鍵穴/マフラーの出口などに浸水を防ぐため防水処理を行います。
他にも防水が必要な箇所があれば、同様の処理を行いましょう。
Step 1:水洗い
最初にバイク全体に水をかけて、車体についた砂/泥/軽い汚れを洗い流します。水をかけるときは「上から」「前から」かけるようにします。
バイクは下からや後ろからの水圧にはあまり強くありません。とくにシートまわりは注意が必要! シート下には電装部品などが収められていることが多く、浸水すると最悪エンジンがかからなくなる恐れがあります。
エンジンやマフラーが温かい状態であれば、たっぷりの水をかけて完全に冷やすようにしましょう。
Step 2:シャンプー洗車
洗剤は、食器洗剤やお風呂洗剤などで代用せず専用品を使いましょう。シュアラスターの洗車用シャンプーは、バイクや車特有の汚れを落とす力が強いだけでなく、すすぎ時の泡切れが良くなっています。そのため短い時間でさっとすすぎができるだけでなく、使用する水の量を少なく抑えることもできるのです(エコですね♪)。
また、家庭用洗剤の中にはバイクや車にとって有害な成分を含んでいる製品がありますから、注意が必要です。
今回使うのは、シュアラスターのバイクシャンプー。
バイクシャンプーは、バイク特有の頑固な油汚れや虫汚れなどをしっかり落とせる強い洗浄力が特徴。また直接泡で出るスプレー式ですから、バケツを使って希釈したり泡立てたりする手間がなく、スピーディーでお手軽な洗車ができるオススメのアイテムです。
また、マット塗装のザラザラした表面に入り込んだ汚れを落とす効果も高いため、今回のモデル(マットパールホワイト)には最適解のシャンプーとも言えます。
シャンプーはしっかり泡立ててから使いましょう。
スポンジとボディの間に泡があることで洗車キズの付着を防ぐだけでなく、きめ細やかな泡は汚れをしっかり落とすことができるからです。
マット塗装は表面がザラザラしているため、ザラザラ面の奥深くに汚れが残りがち。たっぷりの泡を使って、ゆっくり優しく丁寧に揉み洗うようにスポンジを使いましょう。強く擦ると、スポンジの摩擦でマット塗装にツヤが出てしまう可能性がありますから要注意!
また、中性洗剤では洗浄力不足で足まわりの油汚れなどを落とすことができない場合もありますから、洗浄力が強いバイクシャンプーがオススメです。
万が一こびりついた汚れがあった場合は、強く擦って落とすのではなく、機能性のある洗車用品(ブラシ等)を使ったり、頑固な汚れを落とす専用洗剤(推奨品:ゼロクリーナー)で洗ったりするなど、丁寧な処理を行うとボディへのダメージを抑えることができます。
Step 3:すすぎ
洗剤(泡)をたっぷりの水で洗い流します。水洗いの時と同じように、水をかける方向は「上から」「前から」を心がけましょう。
とくにカウルまわりは凹凸が多く隙間も多数ありますから、丁寧にしっかりすすぎましょう。泡残りがあると、その部分が汚れやシミの原因になる可能性があります。
バイクは車と違ってさまざまな部分が剥き出しになっている乗り物。ハンドルまわり/ホイール/サスペンションなどの複雑な形状をしている部分は泡が残りやすくなります。
足まわりなどは、横方向から強めの圧で水をかけると綺麗にすすぐことができますよ。
全体をチェックして泡残りがなければ作業終了です。
Step 4:拭き上げ
ボディに付いた水滴は、できるかぎりきれいに拭き取りましょう。水滴が残ったまま乾燥してしまうと水ジミの原因にもなりますから、ここで丁寧に処理することが美しい仕上がりへの近道となります。
拭き上げのポイントは、ボディが乾いてしまう前に素早く水滴を拭き取ること。そのためにも吸水力が高い拭き取り専用品を使いましょう。 おすすめアイテムはシュアラスター「水滴拭き取りクロス」。
抜群の吸水力で濡れたボディを軽く撫でるだけで水滴をグングン吸い取り、カウルの隙間などはクロスを軽く押し当てるだけで水滴を拭き取ります。
フルカウルバイクの拭き上げポイントはスクリーン。ここを綺麗にすることでスポーツバイクの顔つきは一段と美しく仕上がります。表裏ともしっかりクロスを使って、丁寧に水滴を拭き取りましょう。手が届きにくい奥まで拭き上げるのは少々手間がかかりますが、この作業を頑張れば仕上がりがワンランクアップします。
Step 5:ツヤ出し(コーティング)
洗車後のキレイな状態を長くキープするためにもツヤ出し作業を行いましょう。
今回はゼロフィニッシュを使います。
ゼロフィニッシュは、金属/樹脂問わず、未塗装樹脂パーツやマット塗装にも対応する万能ガラス系コーティングスプレーですから、今回のモデル(マットパールホワイト)にも安心して使えます。ツヤが出ることなく、マット特有のしっとりした塗装がより深みを増した色合いに仕上がります。
また、ゼロフィニッシュにはクリーナー(汚れ落とし)効果もありますから、万が一洗い残しがあってもコーティング作業を行うだけで汚れを落としてくれます。
エンジン/マフラーなど熱を持つ場所にも、耐熱性が高いゼロフィニッシュなら安心。コゲつきやシミの心配もなく、最大約2ヶ月のツヤと撥水効果が持続します。
足まわりもゼロフィニッシュがおすすめ。ホイールは走行中に汚れやすい部分ですが、しっかりコーティングすることで防汚効果が高まり、キレイを持続するだけでなく次回洗車する際に汚れが落ちやすくなります。
しかしながら、ゼロフィニッシュはゴム製品への使用がNG。足まわりに施工する際は、マイクロファイバークロスに吹き付けてから施工するようにしましょう。
Step 6:未塗装樹脂パーツのケア
最後に未塗装樹脂パーツのコーティング。長く乗っていると紫外線などで白っぽく劣化してしまう未塗装樹脂パーツは専用品を使って手入れしましょう。
コーティング液を樹脂パーツに薄く塗り伸ばした後、付属のクロスで拭き取るだけの簡単施工で最長約6ヶ月のコーティング効果を発揮。白っぽくなったパーツを黒々と復活させるだけでなく、紫外線吸収剤を配合しているため、劣化を抑制する効果にも期待できます。
わかりやすいように半分だけ施工してみましたが、いかがですか?この仕上がり!
黒い未塗装樹脂パーツがしっかり黒いとバイク全体が綺麗に見えますから、みなさんもレジンコーティングでお手入れしてみましょう。
まとめ
以上、簡単ではありますが「YZF-R25」の洗車方法をまとめてみました。
洗車&コーティングでマット塗装のしっとり感がグンと上がっています。
洗車はちょっとしたコツを知ったり、使う洗剤や道具を変えたりするだけでも仕上がりが変わります。
また洗車専用のアイテムは、バイクや車の汚れに特化した洗剤や、材質などに適したツヤ出し剤を配合するなど、専用品ならではの効果に期待できますから、台所用や余った布などの日用品で代用するのではなく、専用品を使った洗車をしてみると新しい発見があると思いますよ。
今回使ったアイテムはこちら
「YZF-R25」の洗車方法をもっと詳しく知りたい!という方はシュアラスター公式Youtubeチャンネルで動画が公開されていますから、そちらもご覧ください。
シュアラスターでは、バイクをピカピカにする洗車用品を中心にバイクケアアイテムを多数販売しております。
少しでも興味が湧いたなら一度チェックしてもらえると嬉しいです。
※本記事はシュアラスターが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。