白く劣化した未塗装樹脂パーツの黒ツヤ復活! 簡単/手間なし/効果長持ちレジンコーティング
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●文:井上シュウジ ●BRAND POST提供:シュアラスター
未塗装樹脂の白化
バイクのミラーや泥除け(フェンダー)、樹脂製リアボックスなどに使われている黒い未塗装樹脂部品。ここに使われている素材の多くは「ポリプロピレン」という軽くて丈夫な樹脂ですが、紫外線に弱いことでも有名です。
たとえば粉々に砕けるほど劣化した洗濯バサミなどはポリプロピレン製ですが、車やバイクで使用されている部品は紫外線対策が施されたものが使われているため、そこまでの劣化はありません。
とはいえ、黒かったパーツが数年で白っぽく変化する「白化」「白ボケ」などと呼ばれる現象に頭を悩ませているライダーのみなさんも少なくないと思います。
ミラーも未塗装樹脂が採用されやすいパーツのひとつ
そこで今回はこの未塗装樹脂パーツを綺麗にする方法を紹介したいと思います。
定番のシリコンスプレーは…
シリコンオイルを主成分とする溶剤が樹脂表面にシリコン被膜を形成することでツヤ感が出ますが風雨や洗車などの外的要因に弱く、劣化や剥がれ落ちるのが早いところが欠点だと言えます。
また、施工した場所に雨などが当たってシリコンオイルが流れ落ちると水が垂れたような跡(汚れ)が残ってしまうこともあります。
シリコンスプレーによる黒ツヤ復活は、あくまでも短期間のみ効果を持続させる応急処置だと言えるでしょう。
SNSやウェブサイトで見かけるメラミンスポンジは?
「メラミンスポンジで擦ると復活する!」という記事もよく見かけます。メラミンスポンジはスポンジ状になった研磨剤だと考えるのが正解で、白っぽくなった未塗装樹脂の表面を削ることで黒さが復活する仕かけです。要するに皮剥きのような状況ですね。
施工するときはスポンジに水をつけて優しく表面を擦るように使います。強く擦ると深い傷をつけてしまったり削りすぎて質感を損なったりする可能性がありますから、施工には十分気をつけましょう。
未塗装樹脂以外の塗装面などを擦ってしまうと傷やくすみの原因になりますので施工箇所以外をマスキングしてからの施工をお勧めします。
また、メラミンスポンジを使った復活方法は応急処置的に表面を削っただけですから、何かしらの保護剤で樹脂パーツをコーティングしないと再度白化が起こる可能性があることも覚えておきましょう。
バーナーで炙る(熱を加える)
バーナー(火)で炙ったりヒートガン(高温の熱風を出す)で熱を加えるなど、樹脂に直接変化を与えて元のツヤ感を復活させる方法もありますが、これは素人が手を出して良いジャンルではないと思います。
さらに言えば樹脂表面を溶かしているわけですから、元々の質感が失われてしまう可能性を否定できません。そもそも機材購入のハードル(金額的な面も含め)が高いですし、一度加工してしまったら二度と元には戻らないわけですから自己責任とはいえ慎重に決断しましょう。
おすすめは樹脂コーティング
最近のトレンドは未塗装樹脂パーツ専用のコーティングでしょう。シュアラスターにはゼロフィニッシュやゼロドロップなどのガラス系コーティングもありますが、未塗装樹脂パーツの復活に最適なアイテムがあります。その名もレジンコーティング!
このアイテムは未塗装樹脂パーツの表面にレジン(樹脂)の被膜を形成させることで、濡れたような黒いツヤ感を与える特殊なコーティング剤。施工が簡単で誰でも簡単綺麗に仕上げられるのが特徴ですが、それでいて最長6ヶ月間の効果を持続するプロ顔負けの本格的なコーティングなのです。
また、樹脂と言っても伸縮性のある被膜を形成しますから、下地の膨張・収縮にも追従してヒビ割れなども起こりにくく、安定した高耐久コーティングを形成します。
使い方
最初に施工箇所の下地処理を行います。ボディに油分など汚れが残っているとコーティングの定着が悪くなるためしっかり汚れを落としておくことが大切。仕上がりの良さに直結します。
下地処理後は水分をしっかり拭き取り乾燥させます。施工箇所が乾いている状態を確認できたら施工スタート。箱の中にはコーティング液、施工用スポンジ、マイクロファイバークロスの3つが入っています。
スポンジは3つに分割し、スポンジ部分に3~4滴つけてから樹脂パーツへ塗り込みます。液剤は良く伸びるため広い範囲に施工できますが、足りないなと感じたら付けすぎない程度に1~2滴追加しながらパーツ全体に塗り込みます。
塗り終わったら付属のマイクロファイバークロスで余分な液体を拭き取れば施工終了です。
参考までに施工前と施工後の違いをチェック。くっきりはっきり施工箇所と未施工箇所の違いがわかります。
また、レジンコーティングにはUV吸収剤が配合されており、施工後には紫外線による色褪せ防止効果にも期待できます。誰でも簡単にプロ級のメンテナンスができるレジンコーティング。パーツが黒くなっていくのが本当に楽しいし、その効果を目の当たりにすると本当に驚きますよ。
※劣化が酷い樹脂パーツの場合は満足できる効果が得られない場合があります。
未塗装樹脂パーツにはレジンコーティング
いろいろな方法をお伝えしましたが、効果、施工の簡単さ、耐久性、コストパフォーマンスなどトータルバランスが良いのはレジンコーティングで決まりではないでしょうか?
パーツが白化して手遅れになる前に、レジンコーティングでパーツケアを行っておきましょう。愛車の樹脂パーツをいつまでも黒々と美しくキープするためにもぜひ使って欲しいアイテムです。
シュアラスターでは今回紹介したアイテム以外にもバイクケアアイテムを多数販売しております。
少しでも興味が湧いたなら一度チェックしてもらえると嬉しいです。
※本記事はSurLuster(シュアラスター)が提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。