【すべてにおいて妥協ナシ】二輪インカムの元祖“Cardo(カルド)”はココがスゴイっ!!

  • BRAND POST[PR]: カルド(Cardo)

カルドが世界で初めて二輪用ブルートゥースインカムを発売したのが2004年のこと。その後、需要の高まりとともに、世界中のさまざまなブランドが参入するようになったのはご存じのとおりだ。ゆえに、数多あるメーカーの中からどれを選んだらいいのか迷っている方も多いはず。そこで今回は、このジャンルのオリジンであるカルドの、ラインナップ6モデルに共通する要素と、そこから見えるブランド全体の設計思想について解説したい。

●文:大屋雄一 ●写真:真弓悟史 ●BRAND POST提供:Cardo

シンプル、スリム、コンパクト。急速充電にも対応

カルドシステムズ|Cardo|インターコム

カルドのラインアップは全6種。トップエンドの「PACKTALKシリーズ」に「EDGE(6万6800円)」と「NEO(5万2800円)」、ミドル機種「FREECOMシリーズ」には「4x(4万8800円)」と「2x(3万8800円)」、エントリーの「SPIRIT」に「SPIRIT HD(2万7800円)」と「SPIRIT(1万7800円)」を設定している。

カルドのラインナップは、上から「PACKTALK」、「FREECOM X」、「SPIRIT」という3つのグレードがあり、それぞれ2機種ずつ、計6モデルを展開している。これらに共通するのは、シンプルかつ機能的なデザインだ。3グレードともスクエアを基調としたシルエットであり、これ単体が特別に売り場で目を引くことはないが、シンプルゆえにどんなタイプのヘルメットに装着しても悪目立ちしないのが美点だ。

また、ヘルメットとの相性という点ではカラーリングも挙げられよう。旧世代はグロス仕上げが多かったのに対し、現行6モデルはすべてグレーやブラックを基調としたマット仕上げを採用。昨今、艶消しカラーのヘルメットが増えていることから、そうしたトレンドの動きに対して柔軟に対応しているのだ。

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機能的デザイン&落ち着いたカラーでヘルメットを選ばない。カルドの基本理念のひとつだ。

デザイン的な要素としては、筐体が薄くてコンパクトなこともポイントだ。ヘルメットのシェルからの張り出しが少ないほど風切り音を減らすことができ、さらに軽量化にもつながるなどいいことずくめだ。単純にバッテリー容量を減らせば筐体をコンパクトに設計するのは容易だが、カルドはすべてのモデルで10時間以上の最大インカム通話時間を確保しつつ、それを達成しているのだから見事だ。

付け加えると、現行シリーズ全製品が急速充電に対応しており、休憩中に20分充電すれば最大で2時間の通話が可能となる。さらにPACKTALK NEOを除き、モバイルバッテリーなどで給電しながら使うこともできるので、こんなところにもユーザーフレンドリーな設計思想が見えるだろう。

カルドシステムズ|Cardo|インターコム
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風切音や重量の低減をねらったコンパクト&スリムな筐体はカルドの思想的特徴。これはバッテリー容量を抑えることで実現しているが、通話時間は最大10時間以上と実用上問題ない性能を持つうえ、さらなる長時間使用には急速充電やモバイルバッテリー給電を可能とすることで対応している。

直感的操作が可能なボタン

続いては操作のしやすさについて説明しよう。ご存じのとおり、二輪用ブルートゥースインカムはヘルメットをかぶった状態で、つまり筐体を見ずに操作するという極めて珍しいガジェットだ。しかも、ライダーは常にグローブを装着しているため、ボタンの感触が伝わりにくいという二重苦の状態にある。先ほど、カルドの筐体はコンパクトであることが美点だと説明したが、これは裏を返せばボタンも比例して小さくなるという諸刃の剣でもある。

この相反する問題をクリアするため、カルドはボタンの数を最小限としつつ、その形状を最大限に工夫することで、厚手のウインターグローブでも誤操作しないように配慮。さらに、ハイエンドのPACKTALKシリーズとミドルグレードのFREECOM Xシリーズについては、使いやすいコントロールホイールを採用。筐体が見えないからこそ直感的に操作できることがポイントで、この点でもカルドは業界を大きくリードしているのだ。

カルドシステムズ|Cardo|インターコム

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カルドシステムズ|Cardo|インターコム
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PACKTALK(上段)とFREECOM(下段)に採用される回転式のコントロールホイール。クリック感も明確で、グローブ装着状態でも想像以上に使いやすい。

細かい部分では、本体ユニットとクレードルがワンタッチで着脱できるのも長所だ。とくにフラッグシップのPACKTALK EDGEは、マグネットの力により近付けるだけでカチャッとはまるエアマウントを採用。こうした新しいギミックを積極的に採り入れる姿勢も、カルドらしさの一面と言えるだろう。

カルドシステムズ|Cardo|インターコム
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固定方法は異なるが、ワンタッチ着脱は全機種に共通。最上級のPACKTALK EDGEは本体をクレードルに近づけると、磁石の力で吸い付くように「カチャッ!」と固定されるエアマウントを採用。これ、ちょっと快感!!

カルドシステムズ|Cardo|インターコム

PACKTALK EDGE・エアマウント固定の様子

ひんぱんなアップデートで常に最新機能

ここからはソフト面に関する長所を紹介したい。カルドでは、インカムに関する複雑な設定をスマホで行えるように、「カルドコネクトアプリ」という専用アプリを用意している。ブランドによっては、製品やモデルイヤーごとに異なるアプリを使うよう指示することもあるが、カルドでは全モデルでアプリを共通化。これにより、製品を買い換えても使い慣れたアプリで設定が変更できるというわけだ。

デジタルガジェットにおいて、ファームウエアのアップデートは宿命だ。インカムの場合は、他社製インカムや新型スマホとの接続問題の解消や、音声録音といった新機能の追加など、さまざまなケースがある。なかなかバグが解消されないブランドもある中、これをひんぱんに行っているのがカルドであり、しかもカルドコネクトアプリ経由でアップデートできることから、PCや有線ケーブルは不要。つまり、ツーリング先でも最新のファームウエアが入手できてしまうのだ。

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専用アプリ「カルドコネクトアプリ」から最新ファームウエアをダウンロードできる。アップデートがひんぱんに行われるのもカルドの強みだ。また、PACKTALKシリーズはこのアプリを用いてインカム通話の録音が可能。ツーリングの思い出を音声で残せるのだ。

その他、たくさんの特徴アリ!!

その他、最上位のPACKTALK EDGEから、最廉価のSPIRITまで共通する要素としては、ブルートゥース5.2、防水防塵機能、風切り音抑制、自動音量調整、2年保証(PACKTALK EDGEのみ3年)などが挙げられる。また、PACKTALKシリーズとFREECOM Xシリーズの4モデルについては、世界有数のスピーカーブランド「JBL」と共同開発したサウンドシステムを採用。加えて、エントリー帯のSPIRITシリーズについても、クラスを超えた高音質を提供するなど、グレードにかかわらず「音」に一切の妥協がないのもカルドの特徴なのだ。

シンプルかつ軽量コンパクトな筐体に、最新機能を詰め込んだカルドの二輪用ブルートゥースインカム。目的や予算に応じて選べるようにラインナップが構築されており、どれを買ったとしても価格以上の満足度が得られるはずだ。

カルドシステムズ|Cardo|インターコム

6機種すべてが防塵防水機能を有し、雨天時も安心して使用可能。

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上位4機種にはJBLと共同開発のスピーカーシステムを採用。音にもこだわる!

カルド6機種・全ラインナップを見る

カルドシステムズ|Cardo|インターコム|PACKTALK EDGE

【PACKTALK EDGE(6万6800円)】15人までの通話を可能とし、ユニット間の最大通信距離は1.6km。第2世代のDMCを搭載するPACKTALKシリーズの上位モデル。磁力によって本体が素早く装着できるエアマントを唯一採用し、製品保証期間は通常の2年に対して3年に設定。カルドの誇るJBLサウンドシステムやボイスコマンド、ユニバーサル接続などをすべて網羅するフラッグシップだ。

カルドシステムズ|Cardo|インターコム|PACKTALK NEO

【PACKTALK NEO(5万2800円)】ハイエンドであるPACKTALKシリーズの基本機能はそのままに、エアマウントや給電使用システムなどを省略することで、大幅なコストダウンに成功したPACKTALK NEO。メッシュ通信の第2世代DMCやボイスコマンド、JBLサウンドをできるだけ安価に試したいというライダーにピッタリなモデルで、本体はEDGEのグレーに対してブラックを採用し、逆にEDGEではブラックのプレート部をグレーとする。

カルドシステムズ|Cardo|インターコム|FREECOM 4x

【FREECOM 4x(4万8800円)】カルドではミドルグレードにあたるFREECOM XシリーズまでがJBLサウンドを採用。上位の4xは、その名のとおり4人までの通話を可能とし、ユニット間の最大通信距離はPACKTALKに迫る1.2kmを公称。さらにボイスコマンドも搭載している。なお、自動的に再接続されるライブインターコムは、通信切断後5分以内であれば対応する仕様となっている。

カルドシステムズ|Cardo|インターコム|FREECOM 2x

【FREECOM 2x(3万8800円)】本体にグレーのプレートを採用する4xに対し、通話人数を2人とした2xはオールブラックとなる。最大通信距離は800mで、4xと同じ仕様のライブインターコムを採用。ボイスコマンドを搭載しない代わりに、4xより1万円も安く設定されているのは見逃せない。通話人数は2人でも構わないが、JBLサウンドは譲れないという人にとって、これは大きな魅力だ。

カルドシステムズ|Cardo|インターコム|SPIRIT HD

【SPIRIT HD(2万7800円)】エントリーグレードにあたるSPIRITシリーズ。上位モデルのHDは、40mmHDスピーカーとHDオーディオプロファイルによる高音質が特徴だ。通話人数は2人までで、最大通信距離は600mとなっている。なお、PACKTALK EDGEからこのSPIRIT HDまでがFMラジオを搭載する。

カルドシステムズ|Cardo|インターコム|SPIRIT

【SPIRIT(1万7800円)】カルドシステムズのボトムを支えるSPIRITはなんと1万7800円だ。機能はシンプルながら、そのすべてが高品質であり、カルドのスピリット(精神)をもっともピュアに反映したモデルと言えよう。最大通信距離は400mで、ユニバーサル接続や自動音量調整などを搭載している。

カルドシステムズ|Cardo|インターコム|


※本記事はCardoが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。