モーターサイクル用のドライブチェーン(図はシールチェーン)は6つのパーツ、内外のプレート、ローラー、ピン、ブッシュ、シールリング、グリースで構成されている。チェーンのヒトコマ、ヒトコマがとても小さなパーツの集合体なのである。
チェーンメーカーのRK(アールケー)ジャパンの最新のカタログの表紙には、「レースから製品へ」というキャッチコピーが踊る。今回、技術開発部部長の福島康文さんと、営業部部長の山田博康さんにRKジャパンの約80年に及ぶ歴史を語っていただいたが、その歴史はまさにレース、それもロードレース、さらに言えば耐久レースとともにあった。我々ライダーの足元を確実に、そして強靭かつしなやかに守ってくれるドライブチェーン […]
















