初めてOリングチェーンを投入し、当時、無敵を誇ったホンダ・RCB1000が見事にチェーン無交換で優勝を飾った1977年のBold’ol24時間。それまでは、24時間レースでは3回のチェーン交換が必要だったという。
チェーンメーカーのRK(アールケー)ジャパンの最新のカタログの表紙には、「レースから製品へ」というキャッチコピーが踊る。今回、技術開発部部長の福島康文さんと、営業部部長の山田博康さんにRKジャパンの約80年に及ぶ歴史を語っていただいたが、その歴史はまさにレース、それもロードレース、さらに言えば耐久レースとともにあった。我々ライダーの足元を確実に、そして強靭かつしなやかに守ってくれるドライブチェーン […]
















