記事へ戻る

[画像 No.10/46]【感動創造工場“ヤマハの手”Vol.6[最終回]】最高峰は、実はヤマハのスタンダード!? YZF-R1のエンジン組立技術

|【感動創造工場“ヤマハの手”Vol.6[最終回]】最高峰は、実はヤマハのスタンダード!? YZF-R1のエンジン組立技術
左右エンジンカバーなどのボルトは7代目YZF-R1専用のアルミ製。ちなみに同系エンジンのMT-10は鉄製ボルトで、同位置で比較すると、YZF-R1用アルミ製=750円/本、MT-10用鉄製=95円/本(ともに価格は税抜)と、パーツ価格は文字通りケタ違い。しかも再利用はNGだ。
世界広しと言えども、ヤマハ発動機ほど作り手が“アツい”2輪メーカーもないだろう。細部まで徹底的に作り込まれ、こだわりを尋ねようものなら技術者の話はとどまることを知らない。そのすべては“ユーザーに感動を与える最高の製品を”というヤマハの企業理念「感動創造」に起因するものだ。その感動を工場から送り出す製造技術者の奮闘に迫る短期集中連載、最終回はヤマハのフラッグシップ・YZF-R1を取り上げる。 ●文: […]