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[画像 No.29/47]【感動創造工場“ヤマハの手”Vol.5】688ccパラツイン“CP2” 熟成の名機の陰に、生産体制の技術革新あり

|【感動創造工場“ヤマハの手”Vol.5】688ccパラツイン“CP2” 熟成の名機の陰に、生産体制の技術革新あり
より速く正確な測定値を求めスキャナーも進化。従来はハンディタイプをロボットアームに支持させて自動で行っていたが(左)、2023年からはマーカーレスタイプの最新マシン(右。写真では撮影用にシリンダーヘッドを測定中)を導入。“消える部品”である中子の形状保証のため、測定器も常にアップデートされている。
世界広しと言えども、ヤマハ発動機ほど作り手が“アツい”2輪メーカーもないだろう。細部まで徹底的に作り込まれ、こだわりを訪ねようものなら技術者の話はとどまることを知らない。そのすべては“ユーザーに感動を与える最高の製品を”というヤマハの企業理念「感動創造」に起因するものだ。その感動を工場から送り出す製造技術者の奮闘に迫る短期集中連載、第5回はMT-07などに搭載される並列2気筒エンジンにスポットを当 […]