(左)カテゴリー別&1ロット40台のため、小回りの効きにくい従来ラインに対し、超汎用ラインでは65〜1000ccまでのモデルを同一ラインで生産可能としている。工数の異なる機種を同一ラインに流すには組立時間を均等に調整する必要があるが、これは2つのメインラインに加えて「セル」と呼ばれる作業ステーション(おもに外装を装着する)を複数用意し、工数の少ない機種は2本目ラインやセルをスキップすることで吸収(右)。IDタグの情報を基にフレキシブルに動ける、AGVならではの組立方法だ。

【感動創造工場“ヤマハの手”Vol.6[最終回]】最高峰は、実はヤマハのスタンダード!? YZF-R1のエンジン組立技術
2024/12/21