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[画像 No.38/49]【感動創造工場“ヤマハの手”Vol.3】2輪生産部門の頂点・本社工場「自動化と匠の技を融合し、最高のヤマハ車をアセンブルする」

|【感動創造工場“ヤマハの手”Vol.3】2輪生産部門の頂点・本社工場「自動化と匠の技を融合し、最高のヤマハ車をアセンブルする」
官能評価では五感をフル活用して違和感をチェック。経験や技術が必要な、デジタル化は難しい高度な作業だ。ちなみに専用ライン時は同機種が複数台まとめて流れてくるため異常にも気づきやすかったが、超汎用ラインへの改修により、検査員にはどんな機種がいつ来ても対応できるスキルが求められることに。ここ数年の学び直しにより、今では多くの検査員が対応可能になっているという。とにかく“人の力”が要求されるパートなのだ。
世界広しと言えども、ヤマハ発動機ほど作り手が“アツい”2輪メーカーもないだろう。細部まで徹底的に作り込まれ、こだわりを訪ねようものなら技術者の話はとどまることを知らない。そのすべては“ユーザーに感動を与える最高の製品を”という、ヤマハの企業理念「感動創造」に起因するものだ。その感動を工場から送り出し続ける、製造技術者たちの奮闘にスポットを当てる短期集中連載、第3回は本社工場における車両組立を紹介す […]