従来型に比べてワイド化しつつ低くなり、抑揚も大きくなった新型MT-09の燃料タンク。樹脂成形とみまごうほどの(欧州のショーでは叩いて確認する人も多かったそう)、パキッと折れたかのようなシャープなエッジも自慢。この新型MT-09から投入された高意匠プレス成形技術の賜物だ。ちなみに新旧ともにタンク容量は14L。
世界広しと言えども、ヤマハ発動機ほど作り手が“アツい”2輪メーカーもないだろう。細部に至るまで徹底的に作り込まれ、そのこだわりを訪ねようものなら技術者の話はとどまることを知らない。そして、そのすべては“ユーザーに感動を与える最高の製品を”というヤマハの企業理念「感動創造」に起因するものだ。ここでは、その感動を工場から送り出し続けるヤマハの製造技術者たちの奮闘にスポットを当て、短期集中連載でお届けし […]






























