●記事提供: ライドハイ編集部
リヤタイヤにはフルバンクした痕がつくのに、フロントだと浅いバンク痕になってしまう……これって乗り方の問題!?
最近そこそこ乗れるようになってきた。リヤタイヤのトレッドに端っこのほうまで路面に接した痕がついて、タイヤを使い切っているのをアピールしている。
ところがフロントタイヤのほうを見ると、まだ端っこのほうが新しいまま。まだまだ攻めてないからかと頑張ってみても、フロントのバンク角は一向に増えない。
他の一緒のアベレージで走っているバイクのフロントは、リヤタイヤと同じように端っこまでグリップ痕がついている……もしかして自分の乗り方がおかしいのか?
そんな疑念が湧くのもムリはないが、これはバイクの機種によってフロントの接地が様々なためによくあることなのだ。
リヤは端っこまでグリップ痕がつくのに対し、フロントはトレッドを使い切らない場合も!
ご覧の画像はドゥカティMONSTERが右旋回している前後のタイヤをクローズアップしたもの。リヤタイヤは路面に対し、荷重をうけて凹んでいるためトレッドの端まで路面に接しているのがわかる。ところがフロントはトレッドのサイド部分まで路面に触れずにいる。
ただこれは速度が3ケタ以下で、フロントのトレッドが凹むまでの荷重をうけていない状態なのと、機種によっては前輪のアライメント設定で、荷重を受けて凹んでもサイドの端まで接地痕がつかない場合もある。
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