スズキ ハヤブサ[新型バイクカタログ]:電脳進化を果たして最強メガスポーツが復活

スズキ ハヤブサ

ハヤブサ 概要

13年ぶりの全面刷新で生まれ変わった3代目ハヤブサ。コンセプトである”アルティメットスポーツ”を継承し、ボディワークはさらに空力性能を追及。ユーロ5対応となった新エンジンは試行錯誤を重ねた結果、排気量を先代と同じ1339ccに設定された。

もっとも進化したと言えるのは電子制御まわりで、電子制御スロットルと6軸IMUによりトラクションコントロールやパワーセレクト、アンチリフトにエンジンブレーキ、クイックシフターから前後連動ABSなどなど、サスペンション以外の電制サポート機能はほぼすべてと言っていいほど網羅されている。

メインフレームとスイングアームは先代から踏襲しつつ、シートフレームと足まわりを新作。フロントブレーキにはブレンボの最上級スティレマキャリパーを採用する。カタログ上の最高出力こそ先代より7ps下がってはいるが、ヤングマシン実測での0-400m加速タイムでは先代を凌駕する。

’21 ハヤブサ

スタイリング

スズキ ハヤブサ

【’21 SUZUKI HAYABUSA】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 1339cc 188ps/9700rpm 15.2kg-m/7000rpm ■車重264kg シート高800mm 20L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=190/50ZR17 ■クイックシフター(アップ&ダウン) ●色:グラススパークルブラック×キャンディバーントゴールド ブリリアントホワイト×マットステラブルーメタリック マットソードシルバーメタリック×キャンディダーリングレッド ●価格:215万6000円〜222万2000円 [写真タップで拡大]

スズキ ハヤブサ|フロント/リヤ

空力とデザインを擦り合わせたふくよかなサイドラインが特徴。スクリーンとフロントフェンダーも空力に優れる新作だ。一方でリヤビューは’08モデルと比べると大幅にスリム化しスッキリとした印象を感じさせる。 [写真タップで拡大]

カラーバリエーション

スズキ ハヤブサ
スズキ ハヤブサ

国内’21ハヤブサの標準カラーは、赤い差し色の入ったシルバー、オレンジの差し色が入ったブラック、青い差し色の入ったホワイトの3色(シルバーのみ1万1000円高)。ホイールはすべてソリッドブラック塗装だ。 [写真タップで拡大]

スズキ ハヤブサ|カラーオーダー
スズキ ハヤブサ|カラーオーダー

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スズキ ハヤブサ|カラーオーダー

【カラーオーダーで15種の組み合わせも】+5万5000円でボディカラー3色/差し色3色/ホイール2色(STDにないレッド含む)の計15通りの組み合わせができるカラーオーダープランも受注生産で行われている。 [写真タップで拡大]

ライディングポジション

スズキ ハヤブサ|ライディングポジション

【加速に最適化&大柄ながら良好な足着き】’21モデルではハンドルが12mm手前にセッティングされているが、それでも前傾姿勢となる。しかしハンドルの絞り角と垂れ角が練り上げられており手首への負担は最小限だ。シート高もさらに5mm低くなっており、ほぼ両足裏が接地する。[身長168cm/体重61kg] [写真タップで拡大]

エンジン

スズキ ハヤブサ|エンジン
スズキ ハヤブサ|エンジン出力

【内部パーツをほぼ刷新】NA1339ccの直4エンジンは内部のすべてに手が加えられ、耐久性/快適性、低中速パワー/環境性能のアップが図られた。先代と比べると中速トルクの落ち込みがなくなり、より直線的なパワーを感じられる。 [写真タップで拡大]

シャーシ/足まわり

スズキ ハヤブサ

軽量化したシートレールとマフラーにより、前方にマスを移動させ、50:50の前後重量配分を実現。フロントフォークはKYB製で、DLCコーティングされたφ43mmフルアジャスタブル倒立。これらの仕様は先代の’08モデルと同様だが、内部構造を改善し、スムーズな衝撃吸収性と安定したグリップを発揮する。 [写真タップで拡大]

スズキ ハヤブサ
スズキ ハヤブサ

【スティレマで先鋭化】今やハイスペックマシンの代名詞的装備となったブレンボの最上級ブレーキキャリパー・スティレマをフロントに装備。リヤサスペンションは引き続きKYB製だが、内部構造を見直しさらに安定した乗り味に。タイヤは専用チューンのブリヂストンSSを採用している。 [写真タップで拡大]

主要装備

スズキ ハヤブサ|ヘッドライト

【ウインカーは通常DRLに】LEDに進化した灯火類はハヤブサらしい形状を維持。ウインカーは通常時にデイタイムランニングライト(DRL)を兼ねる初の試み。 [写真タップで拡大]

スズキ ハヤブサ|テールランプ

【テールには整流翼も】テールランプのデザインは先代の縦型からウインカー一体式の横型に変更。その下に整流板も置き空力性能を追及している。 [写真タップで拡大]

スズキ ハヤブサ

ハンドルは引き続きフローティングマウントだが、固定方法の変更で振動を抑制。タンクは一体→前後分割式となり、上面がより丸みを帯びた。容量は1L減。 [写真タップで拡大]

スズキ ハヤブサ

グラブバーは人間工学に基づき、より握りやすいデザインに変更。タンデムシートはシングルシートカバー(純正オプション)を入れ替えて装着する。 [写真タップで拡大]

スズキ ハヤブサ

先代の前後ステップブラケットは、日本の兜がモチーフ。新型は前側がクチバシ状となり、ロゴを刻印。後席用は空力が良さそうで、荷掛けフックを兼ねる。 [写真タップで拡大]

スズキ ハヤブサ|メーター

【ド迫力の5連メーター】アイデンティティである5連メーターデザインを踏襲しつつ、中央の液晶部はカラーパネル化。ギヤ段数や各モードなどの情報に加え、バンク角やブレーキ圧、スロットル開閉度といった情報をリアルタイムで表示する進化を遂げた。 [写真タップで拡大]


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