シートにドカッとお尻を乗せて足を前に投げ出すような、スポーツライディングとは対極にあるポジションが特徴的なクルーザーモデル。最近はゴールドウイングなどのツアラーも合わせて”クルーザー”と呼ばれるようになっている。’21年はホンダからレブル1100が登場することにより、国産クルーザークラスが活性化する可能性が高い。本記事ではホンダレブル1100/500/ゴールドウイング、ヤマハボルト、カワサキバルカンSを紹介する。
キングレブル登場で国産クルーザーが活性化へ?!
’90年代後半から’00年にかけてのビッグバイクブームをピークに国内のアメリカン市場が下火になったのは、排出ガス規制が厳しくなった’08年あたり。もともとアメリカン市場が下火になっていたこともあったが、エミッション対応で不利な空冷エンジンが規制のあおりを受けたのだ。クラシカルなスタイリングこそ持ち味のアメリカンにとっては大打撃。一部のモデルはすでに水冷化されていたものの、国内市場ではアメリカンモデル自体がほとんどないような状況が近年まで続いていた。
ところがである。’17年にホンダからとんでもないモデルが登場。’20年も軽二輪クラスでトップセールスを記録したレブル250だ。車体こそロー&ロングなフォルムであったものの、エンジンはCRF250LやCBR250Rに使われる水冷単気筒エンジン。「これは本当にアメリカンなのか?」と訝しむ声も聞こえたが、蓋を開けてみれば扱いやすい低シートの車体に素直なハンドリングで大人気に。
その爆発的人気は、ついにアフリカツインのエンジンをベースにした1100のレブルまで登場させることになったのである。
’21最新潮流
- アフリカツインエンジン転用のレブル1100が登場
- オフ系車からクルーザーへのエンジン転用図式が復活
大型クルーザー・ラインナップ
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