※記事更新日:2022年2月15日
ホンダ CT125ハンターカブ:車両概要 スーパーカブをベースにアップマフラーやブロックタイヤを装備してトレール性能を高めたハンターカブCT110が発売されたのが’80年。’12にオーストラリア向けモデルで生産を終了したが、そのリバイバルモデルがCT125で、走破性を高めるためトップブリッジまで繋がるストロークの長いフロントフォークも踏襲し、最低地上高は165mm確保。ヘッドライト/ウインカーなど灯火類はフルLEDで、メーターはコンパクトな液晶式だ。
’22モデルとしては待望の新色”パールオーガニックグリーン”が追加された。従来色のグローイングレッド/マットフレスコブラウンは継続される。
ホンダ CT125ハンターカブ:’22モデル 【’22 HONDA CT125 HUNTER CUB】 ■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 124cc 8.8ps/7000rpm 1.1kg-m/4500rpm ■車重120kg シート高800mm 5.3L ■タイヤサイズF=80/90-17 R=80/90-17 ●色:パールオーガニックグリーン マットフレスコブラウン グローイングレッド ●価格:44万円 ●発売日:’22年1月20日
ハンターカブのイメージカラーといえるグローイングレッドと、マットフレスコブラウンに、新色のパールオーガニックグリーンが加わった。
ホンダ CT125ハンターカブ:’22モデル主要諸元
車名・型式 ホンダ・2BJ-JA55 全長(mm) 1,960 全幅(mm) 805 全高(mm) 1,085 軸距(mm) 1,255 最低地上高(mm) 165 シート高(mm) 800 車両重量(kg) 120 乗車定員(人) 2 燃料消費率(km/L)国土交通省届出値:定地燃費値 61.0(60)〈2名乗車時〉 燃料消費率(km/L)WMTCモード値(クラス) 67.2(クラス 1)〈1名乗車時〉 最小回転半径(m) 1.9 エンジン型式 JA55E エンジン種類 空冷4ストロークOHC単気筒 総排気量(cm3) 124 内径×行程(mm) 52.4 × 57.9 圧縮比 9.3 最高出力(kW[PS]/rpm) 6.5[8.8]/7,000 最大トルク(Nm[kgf-m]/rpm) 11[1.1]/4,500 燃料供給装置形式 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉 始動方式 セルフ式(キック式併設) 点火装置形式 フルトランジスタ式バッテリー点火 潤滑方式 圧送飛沫併用式 燃料タンク容量(L) 5.3 クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング式 変速機形式 常時噛合式4段リターン 変速比 1速 2.500/2速 1.550/3速 1.150/4速 0.923 減速比(1次/2次) 3.350/2.785 キャスター角(度) 27°00´ トレール量(mm) 80 タイヤ 前/後 80/90-17M/C 44P ブレーキ形式 前:油圧式ディスク(ABS)/後:油圧式ディスク 懸架方式 前:テレスコピック式/後:スイングアーム式 フレーム形式 バックボーン
ホンダ CT125ハンターカブ:ライディングポジション ポジションは広々とゆとりがあり、一般的な男性の背丈でも余裕がある。一方で小柄な女性にとっては少し大柄に感じるか。一方で車重は軽く、誰でも十分な扱いやすさと言える。[身長158cm]
ホンダ CT125ハンターカブ:エンジン/パワーユニット エアクリーナーやアップマフラーといった変更に伴う専用チューニングが施されており、街乗りを意識して低~中速域のトルクを高めている。
【防水エアクリーナーボックス&水害にもめっぽう強い!】 エアクリーナーからダクトを伸ばし、吸気口をリヤキャリア裏に配して水の侵入を防ぐ。本誌の渡河実験では水深50cm超えでも走行できた。
アップマフラーはデザイン上の重要なアクセントでもあり、ハンターカブの伝統だ。国内仕様にはタンデム対応のヒートガードを装備。
ホンダ CT125ハンターカブ:シャーシ スーパーカブC125のフレームを一部共有しつつ、リヤフレームは延長。またフロントフォーク周辺の変更に伴ってヘッドパイプを再設計している。
【高剛性な骨格】 シャーシのベースはC125だが、トップブリッジ付きフォークに合わせヘッドパイプ周辺を強化し、スイングアームのピボットプレートも追加。
ホンダ CT125ハンターカブ:足まわり フロントブレーキはφ220mmディスクを採用。ABSを標準装備している。作動性のいいフロントフォークと相まって、ピッチングも感じやすい。リヤブレーキはφ190mmディスクの採用でコントローラブル。走りにスポーツ性をもたらしている。リヤのアクスルトラベルは77mmを確保。
ユニットステアを採用する他のカブシリーズとは異なり、トップブリッジ付きのフロントフォークを採用。走行性能を高める。
ホンダ CT125ハンターカブ:主要装備 フォルムに溶け込む丸型のLEDヘッドライトが現代的な明るさを放つ。
丸型メーターは反射式フルデジタルパネルで、速度/燃料/オド&トリップを表示するシンプルなもの。
質感の高いスチール製のフロントフェンダーはマッドガード付きで、オンロードはもちろん小石や泥を巻き上げやすいオフロード走行時の心強い味方だ。
【使える大型キャリア】 横幅409mm×前後477mmの大型キャリアは荷掛けフックを4カ所に装備。純正ラゲージボックスも用意。ピニオンステップも装備しており、シートを装着すれば二人乗りも可能だ。
ホンダ CT125ハンターカブ:’21モデル[タイ仕様]
【’21 HONDA CT125 HUNTER CUB|THAILAND MODEL】 タイ仕様の新色・サファリグリーン。
ホンダ CT125ハンターカブ:’20モデル
【’20 HONDA CT125 HUNTER CUB】 ■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 124cc 8.8ps/7000rpm 1.1kg-m/4500rpm ■車重120kg シート高800mm 5.3L ■タイヤサイズF=80/90-17 R=80/90-17 ●色:マットフレスコブラウン、グローイングレッド ●価格:44万円 ●発売日:’20年6月26日
国内カラーバリエーションは、初代ハンターカブCT110をイメージさせるグローイングレッドと、アウトドア系で人気のアースカラーのマットフレスコブラウンだ。
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