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現役トラックドライバーのライダーが語る「事故につながるバイクの危険な動き」とは?


●レポート:坂 和浩 ●写真:坂 和浩/自動車安全運転センター ●イラスト:PIXTA/自動車安全運転センター ●編集:平塚直樹 ●記事提供:モーサイ編集部

トラック側の動きや視点を知れば事故は防げる

筆者は個人的に長くバイクライフを送るライダーのひとりであるが、ここ2年ほどは大型トラックのドライバーの視点からも、街中でのバイクの動きを見てきた。その中で分かったバイクライダーの意外な盲点、危険な走りを挙げてみたい。

都会でも地方でも、幹線道路を走る輸送トラックを見ない日はないはずだが、さて一般ライダーのあなたは、大型トラックにどんな印象を持っているだろうか?

おそらく……

「前方視界がふさがれるから邪魔」
「前に行きたいけど、幅が広いのですり抜けがしにくい」
「加速も減速もノロノロしていてうっとうしい」

……といった声が出てくるだろう。

当然の印象だし、ライダーがトラックの後ろにいたくない気持ちもよく分かる。

そして、傍目からだとトラックは前車との車間距離をかなり取っているように見え、「バイクなら割り込んでも大丈夫」と考えているライダーも多いはず。

だが、そういった行動はトラック側からすると「ヒヤッ」とする類いのものだ。


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