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【Q&A】燃料キャップにもトレンドがあった!?

近年のバイクの燃料キャップは、スーパースポーツもネイキッドもカテゴリーに関わらず、閉じると燃料タンクの上面と滑らかに平らになるタイプが多い。この形状の燃料キャップは「エアプレーンタイプ」と呼ばれるが、なぜ主流になったのだろうか?


●文:ライドハイ(伊藤康司) ●写真:長谷川徹、スズキHRCTRIUMPH



飛行機の燃料キャップを模した形状が主流に

エアプレーンタイプの呼び名の通り、この形状は“飛行機の燃料キャップ”を模したものだ。飛行機は燃料タンクを主翼の中に備える場合が多い。そして小型機などは、翼の表面に直に燃料の給油口が設けられている。とはいえ揚力で浮き上がる飛行機にとって、とくに翼の表面に余計な突起物など無いに越したことはない。そこで翼の表面と真っ平になって、空気抵抗にならない燃料キャップが考案されたのだ。

そんな航空機用の燃料キャップに目を付けたのがレーシングマシン。バイクだとキャップの位置的に空気抵抗は関係ないように感じるが、じつは多くのメリットがあった。


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