●編集:モーサイWEB編集部
Z、カタナ、CB、ニンジャetc……各社がリリースする有名モデルの名前は、バイクに乗る人も乗らない人も1度は耳にしたことがあると思う。しかし、そんな有名シリーズの中にも隠れた迷車(名車?)がいるわけで……。ここではそんな日陰者たち(?)を陽のあたる場所へと引っ張り出してみた。
ホンダ ポートカブC240(1962)
1958年に初代C100が誕生して以降、愛され続けて60年。老若男女、国内外で愛されているホンダのスーパーカブ。そんな”カブ”の名を冠しながら、ごく短命に終わったのがここに紹介するポートカブ。
「世界中の港(=Port)でも見かけるくらい身近なカブであれ」との願いを込めて命名され、女性や老人でも気軽に乗り降り可能で、簡便な操作性を狙った廉価版モデル。2段変速のOHVエンジンや、プレスアンダーボーンフレームなど、専用部品が多数使用された。
が、本家と比べていくらか性能が低くなった一方で、”廉価版”の割に対して値段は対して下がらず、売れ行きは芳しいものではなかった。
以下、
・ホンダ ベンリィCB135(1970)
・カワサキ Z200(1977)
・スズキ GS650G(1981)
・ヤマハ SR125(1981)
・カワサキ GPZ400S(1986)
と続きます。
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