●レポート&写真:モーサイ編集部・日暮大輔
「ううむ、想像以上の記録が出てしまった……」スズキ・ジクサー250で一般道の燃費調査を行い、はじき出された数値に思わずうなる筆者。それもそのはず。ジクサー250で一般道をひたすら走行した結果叩き出された燃費は、なんと最高でカタログ値の約2.5割増……!?
GSX1400の生産終了以来、久々の油冷エンジンを搭載
ジクサー250は、スズキが販売している排気量249ccのオンロードバイクです。
新開発の油冷方式であるSOCS(※1)を採用した249ccSEPエンジン(※2)は徹底した低フリクション化が行われており、9000回転で26馬力を発生させつつも、WMTCモード値で250ccクラストップの37.7km/Lという優れた燃費を実現。
また、燃料タンク容量は12リットルとなっており、満タン時の航続距離は250ccクラス第3位となる約452.4km(ちなみに第1位はスズキ・Vストローム250の537.2km、第2位はスズキ・GSX250Rの487.5km)。ワンタンクで東京〜鈴鹿サーキット(約400km)間の走行を難なくこなしてしまう燃費性能を持っているのです。
そう、あくまでも計算上は……。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
関連する記事
スズキ「ジクサー150」は、空冷154cc単気筒エンジンを搭載するネイキッドモデル。多くのユーザーが燃費のよさを報告していますが、カタログ定地燃費55.3km/L・WMTCモード燃費51.0km/Lを[…]
「えー、うそでしょ……www」 ホンダ・スーパーカブC125の燃費を計算し、表示された数値に思わず吹き出してしまった筆者。 うーむ、燃費計測の数値を見て笑っちゃったのは、今回が初めてじゃないでしょうか[…]
2020年7月に警察庁より発表された、高速道路の最高速度120km/hへの引き上げ。しかし、近年人気を集めている150ccクラスでは、さすがに高速道路での120km/h走行は難しいのではないだろうか?[…]
いやぁ、これだけ走れば十分合格点(?)でしょう。キムコ・ダウンタウン125i ABSの燃費調査結果を確認して、思わずうなってしまった筆者。それもそのはず、「大柄ボディゆえに燃費は悪いだろう」という下馬[…]
バイク用品のみならずスポーツやアウトドアへの進出が話題のワークマンが、2021春夏モデルのカタログをリリースした。今回はその中から、ライディング用と謳ったりバイクを意識していると思われる新製品をピック[…]