●文:ライドハイ編集部(根本健)
Vツインといえばハーレーが有名で、ドゥカティも90°でLツインとも呼ばれてますがこれもVツインのひとつ。海外メーカーは個性を重んじるのでそのカタチからVエンジンを選ぶのでしょうか? というご質問にネモケンが答えます。
A.スリムさや振動などバイク向きだからです
Vツインといえばハーレーが有名で、ドゥカティも90°でLツインとも呼ばれてますがこれもVツインのひとつ。海外メーカーは個性を重んじるのでそのカタチからVエンジンを選ぶのでしょうか? というご質問。
バイクのエンジンはまず単気筒からはじまりました。これがより大きなパワーとスピードを求めて大型化していくと、熱量や機械抵抗をクリアするため2気筒化されはじめ、’60年代まで主流でした。
この2気筒化で英国勢は単気筒を横に連結した並列2気筒、シリンダーが垂直にそびえた形式が多く、バーチカルツインと呼ばれる英国を象徴するカタチとして定着していました。
対してアメリカ勢は、単気筒のクランクピンに、もうひとつピストンとコネクティングロッドのセットを加えた合理的なVツインで大排気量化をスタートさせたのです。
何が合理的かといえば――
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