2020年2月14日の発売も目前に控え、メディア向け試乗会の模様もお届けしたが、読者も我々も気になっているのはADV150が軽二輪のみの単一ラインナップという点だ。兄弟車のPCXは原付二種と軽二輪の両方を揃えているのだが……。これについて、試乗会場で関係者に聞いてみた。
昨秋の東京モーターショーで国内初登場したADV150は、その少し前の夏にインドネシアで先行発表され、今までにないジャストサイズの冒険スクーターとして話題に。日本でも動向が注視されるなか東京でお披露目さ[…]
すでにとても充実しているホンダ原付二種のラインナップ
ただし当然ではあるが、今後も永久にADV125(仮)が発売されないと決まったわけではない。ADV150が大人気となり、欧州や日本で登場を望む声が高まっていけば、125cc版が登場する可能性も十分に考えられるだろう。
イタリアでは現在、長年にわたってトップセラーだったTMAXよりも、ADV150の兄貴分にあたるX-ADVのほうが売れている。また、イタルジェットの「ドラッグスター125/200」のように125ccと軽二輪クラスが2本立てになっているスクーターも人気に火が点きそう。こうした実用一辺倒ではないスクーターが市場を活性化すれば、ADV125(仮)の登場も近づいてくるはずだ。
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